研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2024-04-10 07:48:42）　

タカムラ　シンゴ
高村　伸吾
TAKAMURA Shingo

所属衣笠総合研究機構

職名専門研究員

学歴
1.	2013/04～2019/05	京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程単位取得満期退学博士（地域研究）
2.	2009/04～2011/03	慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了修士（政策・メディア）
3.	2004/04～2009/03	慶應義塾大学総合政策学部卒業

職歴
1.	2023/10 ～	立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員
2.	2023/04 ～ 2023/09	日本学術振興会特別研究員
3.	2019/07 ～ 2021/07	ブリュッセル自由大学研究員
4.	2015/04 ～ 2018/03	日本学術振興会特別研究員

所属学会
1.	2015/01 ～	日本アフリカ学会
2.	2014/03 ～	生態人類学会

研究テーマ
1.	サブサハラアフリカにおける紛争後の社会復興
2.	アフリカ大湖地域におけるトランスナショナル越境交易
3.	インフォーマル零細商業による社会イノベーション

研究概要
コンゴ民主共和国における紛争後の社会再編博士課程までの研究では、コンゴ民主共和国における紛争後の流通網の再編過程について研究してきました。コンゴでは、2002年の平和合意以後も反政府勢力による資源略取など不安定な状況が続いている一方、現地の零細商人たちは在来知識や極東から流入する新技術を組み合わせることでオルタナティブな流通システムを形成しつつあります。本研究では、紛争による国家の不在という条件下において人々がどのように失われた秩序を復元しているのか、現在生じつつある社会再編のダイナミズムについて明らかにすることを目指しています。

現在の専門分野
地域研究, 文化人類学、民俗学 (キーワード：アフリカ、都市、グローバル化、零細商売、インフォーマルセクター)

著書
1.	2020/03	コンゴ・森と河をつなぐ–人類学者と地域住民がめざす開発と保全の両立–

論文
1.	2024/01	Change of the distribution network around the Wamba region │ Bonobos and people at Wamba: 50 years of research │ ,377-398頁
2.	2023/12	Paths in the eastern Congo rainforest: Vernacular histories, colonial interpretations and linguistic data on the settlement of the lower Lualaba │ Afriques │
3.	2018/12	森と河をつなぐ–コンゴ民主共和国における水上輸送プロジェクトを通じた研究と支援– │ 生態人類学会ニュースレター │ 24,126-129頁
4.	2017/12	道を拓く–住民組織によるコレクティブ・インパクトの可能性– │ 生態人類学会ニュースレター │ 23,6-8頁
5.	2015/12	コンゴ民主共和国東部州における定期市システムの展開 │ 生態人類学会ニュースレター │ 21,20-23頁
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学会発表
1.	2023/05	彼岸と此岸を架橋する–コンゴ・橋再建プロジェクトにおけるオートエスノグラフィー– （口頭発表，一般）
2.	2021/06	Networking at the riverbanks: multidisciplinary reflections on past and present cultural exchanges in the eastern Congo Basin （口頭発表，一般）
3.	2021/06	The stylus and the paddle: pottery traditions and people along the Congo River during the last 3000 years （口頭発表，一般）
4.	2021/03	Rivers as highways: Confronting oral history, language phylogenies and historical maps in the Eastern Congo Rainforest （口頭発表，一般）
5.	2018/05	コンゴ周縁地域において勃興する境界人の論理（口頭発表，一般）
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