研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2024-03-08 00:24:17）

ノダサトシ
野田哲史
NODA SATOSHI

所属薬学部薬学科

職名准教授

その他所属
1.	薬学研究科

学歴
1.	2015 (学位取得)	滋賀医科大学博士（医学）
2.	2011/04～2015/09	滋賀医科大学大学院医学系研究科再生・腫瘍解析系専攻博士課程（がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン）
3.	2007 (学位取得)	京都薬科大学修士（薬学）
4.	2005/04～2007/03	京都薬科大学大学院薬学研究科臨床薬学専攻修士課程
5.	2005 (学位取得)	京都薬科大学学士（薬学）
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職歴
1.	2023/04 ～	立命館大学薬学部准教授
2.	2023/04 ～	滋賀医科大学医学部客員准教授
3.	2007/04 ～ 2023/03	滋賀医科大学医学部附属病院薬剤部

委員会・協会等
1.	2024/03	滋賀県薬事審議会委員
2.	2023/08 ～	日本医療薬学会出版小委員会委員
3.	2022/12 ～	日本臨床薬理学会社員（評議員）
4.	2016 ～ 2022	日本病院薬剤師会がん専門薬剤師部門試験委員
5.	2012 ～ 2019	滋賀県病院薬剤師会がん化学療法委員

所属学会
1.	2020 ～	International Association of Therapeutic Drug Monitoring and Clinical Toxicology
2.	2017 ～	日本臨床薬理学会
3.	2013 ～	日本TDM学会
4.	2011 ～	日本癌治療学会
5.	2008 ～	日本医療薬学会
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資格・免許
1.	2019/01/01	日本医療薬学会がん指導薬剤師
2.	2019/01/01	日本医療薬学会薬物療法指導薬剤師
3.	2018/07/01	日病薬病院薬学認定薬剤師
4.	2016/09/15	認定実務実習指導薬剤師
5.	2016/06/01	日本医療薬学会医療薬学指導薬剤師
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研究テーマ
1.	臨床的疑問の解決を目指した医療薬学研究

研究概要
薬物動態・薬理遺伝学的手法を用いたオーダーメイド薬物療法の構築。医療機関・薬局との協働による地域に根差した医療薬学研究の実践。ハイリスク医薬品を安全かつ有効に使用するためことを目的として、個別化バイオマーカーの探索を行っています。医療現場と大学が連携して、社会に還元できる研究成果の発信を目的として、臨床研究を実践しています。

現在の専門分野
医療薬学 (キーワード：医療薬学、個別化薬物療法、薬物動態、ファーマコゲノミクス)

著書
1.	2023/11	専門薬剤師制度の利活用のすすめ │ 医療薬学 │ 49 (11),422 (共著)
2.	2023/07	『いまさら聞けない・いますぐ知りたい「疑問」に答える抗がん薬の支持療法』Part 5・治療継続をサポートするうえで知っておきたいその他のキーワード 5. 併存疾患のある患者のがん薬物療法 │ 月刊薬事 2023年7月増刊号 │ 65 (10),296-301頁 (共著)
3.	2023/07	がん細胞の増殖因子・受容体・シグナル伝達系を標的するざっと図解！薬理作用（EGFRとHER2が標的の薬） │ 図解でスッキリ！抗がん薬の薬理作用 │ ,92 (共著)
4.	2023/07	こんなときはどの検定？臨床研究から学ぶ”逆引き”統計第1章統計学の用語と基礎知識 12. 多重比較について │ 調剤と情報 2023年7月増刊号 │ 29 (10),76-80頁 (共著)
5.	2023/07	こんなときはどの検定？臨床研究から学ぶ”逆引き”統計第1章統計学の用語と基礎知識 1. 母集団と標本 │ 調剤と情報 2023年7月増刊号 │ 29 (10),24-29頁 (共著)
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論文
1.	2024/01	Relationships of Proton Pump Inhibitor-Induced Renal Injury with CYP2C19 Polymorphism: A Retrospective Cohort Study. │ Clinical pharmacology and therapeutics │ (共著)
2.	2023	Effects of Hochuekkito on Lenvatinib-Induced Fatigue in Mice │ BPB reports │ 6,1-7頁 (共著)
3.	2023	Single-Nucleotide Polymorphisms, c.415C > T (Arg139Cys) and c.416G > A (Arg139His), in the NUDT15 Gene Are Associated with Thiopurine-Induced Leukopenia │ Biological & pharmaceutical bulletin │ 46,412-418頁 (共著)
4.	2022	Analysis of Risk Factors for High-Dose Cisplatin-induced Renal Impairment in Head and Neck Cancer Patients │ In Vivo │ 36 (5),2465-2472頁 (共著)
5.	2022	Dose Individualization of Oral Multi-Kinase Inhibitors for the Implementation of Therapeutic Drug Monitoring. │ Biological & pharmaceutical bulletin │ 45 (7),814-823頁 (共著)
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その他
1.	2020/06	【がん薬物療法と腎機能低下腎機能を考慮したマネジメントの基礎と実践】がん患者の腎機能評価と腎機能に応じた抗がん薬の投与量調整抗がん薬のPharmacokinetics/Pharmacodynamics │ 薬局 │ 71 (7),2631-2636頁 (共著)
2.	2020/03	腎がん治療薬パゾパニブの薬物動態およびファーマコゲノミクス解析に基づく個別化薬物療法の確立 │ 薬学研究の進歩 │ (36),115-119頁 (単著)
3.	2020	心不全合併患者に応じた治療の実際とその工夫, 注意が必要な臨床背景をもつ患者のがん薬物療法 (心不全) vol.2 │ (共著)
4.	2020	日本医療薬学会がん指導薬剤師を取得して │ (単著)
5.	2019/06	【がん治療と薬物相互作用ピットフォールに陥らないための基礎と実践】併存疾患のあるがん患者における薬物相互作用のピットフォール非弁膜症性心房細動・静脈血栓塞栓症 │ 薬局 │ 70 (7),1460-1467頁 (共著)
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学会発表
1.	2023/12/15	Pharmacokinetic/pharmacodynamic analysis of oral molecular targeted anticancer drugs (第44回日本臨床薬理学会学術総会（第17回日韓臨床薬理合同シンポジウム）)
2.	2023/12/14	がんと循環器疾患 (第44回日本臨床薬理学会学術総会)
3.	2023/11/04	進行腎細胞癌患者においてマルチキナーゼ阻害薬を服用中に紫斑型薬疹が疑われた一例 (第33回日本医療薬学会年会)
4.	2023/11/04	分子標的抗がん薬のtherapeutic drug monitoring (第33回日本医療薬学会年会)
5.	2023/11/03	Two cases of COVID-19 patients using Paxlovid® PACK with concomitant drugs. (第33回日本医療薬学会年会)
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講師・講演
1.	2024/01/17	腫瘍薬剤学
2.	2023/11/01	がん薬物療法の臨床薬理
3.	2023/10/03	臓器（肝・腎）障害のあるがん患者へのがん薬物療法
4.	2022/12/07	アントラサイクリン系抗がん剤について (大津)
5.	2022/11/15	抗がん薬の安全な使い方～心臓と血管を守る観点から～ (Web)
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受賞学術賞
1.	2023/10/19	日本癌治療学会第61回日本癌治療学会学術集会優秀演題賞（共同演者）
2.	2023/09	日本薬学会　医療薬科学部会第17回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム優秀発表賞（共同演者）
3.	2022/12	2022年度臨床薬理研究振興財団賞学術奨励賞
4.	2022/10	第60回日本癌治療学会学術集会 Medical Staff Award
5.	2019	日本病院薬剤師会第7回江口記念がん優秀論文賞
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科学研究費助成事業
1.	2023/04 ～ 2026/03	がん患者における直接作用型経口抗凝固薬の投与量個別化を目指した臨床薬理学的研究 │ 日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究
2.	2020/04/01 ～ 2023/03/31	肝細胞がん治療薬レンバチニブのTDM確立を目指した臨床薬理学的研究 │ 若手研究
3.	2018 ～ 2018	肝細胞癌でのソラフェニブ・レゴラフェニブ逐次治療の薬物動態に基づく投与法の確立 │ 奨励研究
4.	2017 ～ 2017	ファーマコゲノミクスに基づく腎がん治療薬パゾパニブの個別化投与設計 │ 奨励研究
5.	2015 ～ 2015	腎がん治療薬パゾパニブの肝毒性メカニズムの解明と薬物動態・薬理遺伝学的解析 │ 奨励研究

共同・受託研究実績
1.	2022	静脈血栓塞栓症を発症したがん患者における直接経口抗凝固薬のPK/PD/PGx解析に関する多施設前向き共同研究
2.	2021	カボザンチニブの薬物動態に基づく個別化投与法の確立
3.	2019	平成31年度学長裁量経費（科研費奨励研究助成）
4.	2018	ファーマコゲノミクス検査の臨床的実装とその有益性の検討
5.	2017	腎がん治療薬パゾパニブの薬物動態およびファーマコゲノミクス解析に基づく個別化薬物療法の確立
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研究者からのメッセージ
1.	医療薬学研究で得られた研究成果を社会に還元することは、責任感を伴うやりがいのある仕事です。医療現場のなかで生じた臨床的疑問を解決するために、あらゆる科学的なアプローチを駆使して、医療のアウトカムを改善できるような医療薬学的研究を行っていきたいと思っています。また、本学薬学部は滋賀県内唯一の薬学部であり、県内の病院・薬局と連携して研究を実施できる環境であると考えています。学生さんとともに滋賀県内での医療薬学研究の発展に尽力していきたいです。