研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2024-03-18 16:00:50）

ハヤシヨシヒロ
林嘉宏
HAYASHI YOSHIHIRO

所属薬学部薬学科

職名教授

その他所属
1.	薬学研究科

学歴
1.	2013/03 (学位取得)	滋賀医科大学医学系研究科博士課程修了博士（医学）
2.	～2005/03	滋賀医科大学医学部医学科医学部医学科卒業
3.	2008/04～2013/03	滋賀医科大学大学院医学系研究科医学系研究科博士課程修了

職歴
1.	2023/04 ～	立命館大学薬学部薬学科　腫瘍病態制御学研究室教授
2.	2023/04 ～	東京薬科大学生命科学部客員教授
3.	2020/04 ～ 2023/03	東京薬科大学生命科学部生命医科学科　腫瘍医科学研究室准教授
4.	2017/04 ～ 2020/03	東京薬科大学生命科学部生命医科学科　腫瘍医科学研究室講師
5.	2013/09 ～ 2017/03	シンシナティ小児病院医療センター実験血液学・腫瘍生物学部門博士研究員
全件表示（11件）

所属学会
1.		日本癌学会
2.		日本がん分子標的治療学会
3.		米国血液学会
4.		日本血液学会
5.		日本内科学会
全件表示（6件）

資格・免許
1.	2009/09	日本内科学会認定内科医
2.	2005/04	医師免許

研究テーマ
1.	がんの病態解明とアンメットメディカルニーズを充たす新規治療法開発

研究概要
臨床での課題に基づいて疾患モデルを作製し、病気を一つの細胞レベルだけではなく、全身表現型を含めた個体レベルでとらえながら、病態発症メカニズムを明らかにしていきます。解析から浮かび上がった機序に対して、将来的な創薬や臨床応用をめざし、治療標的としての有用性を検証していきます。

現在の専門分野
病態医化学, 血液、腫瘍内科学, 腫瘍生物学 (キーワード：自然免疫、骨髄異形成症候群、ミトコンドリア、HIF1A、Pseudohypoxia、がん悪液質)

著書
1.	2020	骨髄異形成症候群の病態形成における自然免疫系制御異常の役割 │ 柴山浩彦、金倉譲編『造血器腫瘍学（第2版）』 │ (共著)
2.	2020	動物の体内環境の維持機構 │ 基礎講義生物学（井上英史、都筑幹夫編） │ (共著)

論文
1.	2023/04	Mitochondrial dynamics as a pathobiological mediator of clonal myeloid disorders. │ Cancer science │ (共著)
2.	2023/03	The early neutrophil-committed progenitors aberrantly differentiate into immunoregulatory monocytes during emergency myelopoiesis. │ Cell reports │ 42 (3),112165 (共著)
3.	2023/01	A specific G9a inhibitor unveils BGLT3 lncRNA as a universal mediator of chemically induced fetal globin gene expression. │ Nature communications │ 14 (1),23 (共著)
4.	2023	ミトコンドリア異常による骨髄異形成症候群発症機構 │ 『実験医学』 │ (共著)
5.	2022/05	Myeloid neoplasms and clonal hematopoiesis from the RUNX1 perspective. │ Leukemia │ 36 (5),1203-1214 (共著)
全件表示（38件）

学会発表
1.	2024/01	骨髄異形成症候群での血小板減少症治療薬同定
2.	2023/10	Diagnosis of myelodysplastic syndromes based on mitochondria dynamics abnormalities (第85回日本血液学会学術総会)
3.	2023/10	Excessive Mitochondrial Fragmentation Underlies the Pathogenesis of Myelodysplastic Syndromes (第85回日本血液学会学術総会)
4.	2023/09	Utility of mitochondria dynamics to differentiate myelodysplastic syndromes from other cytopenic conditions (第82回日本癌学会学術総会)
5.	2023/03	骨髄異形成症候群におけるミトコンドリア動態異常 (第21回日本ミトコンドリア学会年会)
全件表示（90件）

講師・講演
1.	2024/03	がん病態の多様性の中にある普遍性
2.	2023/05	骨髄異形成症候群の病態形成におけるミトコンドリア動態異常の役割
3.	2023/03	骨髄異形成症候群におけるミトコンドリア動態異常と治療標的としての可能性
4.	2022/10	低リスク骨髄異形成症候群におけるミトコンドリア動態異常と治療標的としての可能性

受賞学術賞
1.	2018	日本白血病研究基金助成事業一般研究賞
2.	2017	International Congress on Myelodysplastic Syndromes Tito Bastianello Young Investigator Award
3.	2016	American Society of Hematology Abstract Achievement Award
4.	2015	American Society of Hematology Abstract Achievement Award
5.	2014	American Society of Hematology Abstract Achievement Award
全件表示（7件）

科学研究費助成事業
1.	2023/04/01 ～ 2026/03/31	血液がんにおける腫瘍クローン由来免疫細胞を介した全身臓器障害発症の分子基盤解明 │ 基盤研究(B)
2.	2020/04/01 ～ 2022/03/31	ミトコンドリアダイナミクス制御異常による骨髄不全症発症の分子基盤解明 │ 若手研究 (キーワード：ミトコンドリア断片化, 骨髄異形成症候群, ROS, 細胞死, ミトコンドリア, 自然免疫応答, DRP1)
3.	2018/04/01 ～ 2020/03/31	炎症性マクロファージ表面に誘導されるカルレティキュリンが持つ自己防衛効果の解析 │ 若手研究 (キーワード：マクロファージ, カルレティキュリン, 血球貪食症候群)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2022/05/20 ～ 2025/03/31	ミトコンドリア動態異常を標的とする骨髄異形成症候群の新規治療法開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 次世代がん医療加速化研究事業研究領域A
2.	2022	ミトコンドリア断片化に伴う血液がん病態形成の分子基盤解明 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 2022年度学術研究振興資金
3.	2022	血液がんにおけるミトコンドリア断片化を起点とした自然免疫異常とエピゲノム異常の分子基盤解明 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 第54回（2022年度）内藤記念科学奨励金・研究助成
4.	2022	難治性血液がん発症に関わるミトコンドリア異常と自然免疫・代謝・エピゲノム異常のクロストーク │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 第 34 回（2022 年度）SGHがん研究助成
5.	2019	骨髄性造血器腫瘍における線維化誘導細胞の同定と機能解析 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 医学系研究助成（がん領域・基礎）
全件表示（10件）

教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2020/02	高校等の模擬講義：「がんはどうして起こるのか？」（神奈川県武相高等学校）

研究者からのメッセージ
1.	私は、医学研究者として、臨床的観察に基づく視点からがんの病態解明と新規治療戦略構築を目指したリバース・トランスレーショナルリサーチに携わってきました。今後、こうした成果を社会展開して臨床に還元するうえで、病態解明研究を創薬につなげるトランスレーショナルリサーチにも精力的に取り組んでいきたいと考えています。様々ながんにおいて、アンメットメディカルニーズを充たす革新的な新薬、治療法の開発を目指します。

researchmap研究者コード
B000344691

外部研究者ID
ORCID ID
https://orcid.org/0000-0002-1490-9923