研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2024-02-29 20:12:05）

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フジシマ　ヨウコ
藤嶋　陽子
FUJISHIMA Yoko

所属産業社会学部現代社会学科

職名准教授

その他所属
1.	社会学研究科

学歴
1.		ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ Foundation Diploma in Art and Design (Fashion)
2.	2016/04/01～2022/03/31	東京大学学際情報学府学際情報学専攻博士課程単位取得満期退学
3.	2014/04/01～2016/03/31	東京大学学際情報学府学際情報学専攻修士課程修了修士（学際情報学）
4.	2012/09/01～2013/05/31	ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ BA (Hons) Fashion Fashion Design with Knit Wear 中退
5.	2007/04/01～2011/03/31	東京大学文学部言語文化学科フランス語フランス文学専修卒業学士（文学） (ヨーロッパ文学)

職歴
1.	2023/04/01 ～	立命館大学産業社会学部准教授
2.	2022/04/01 ～	理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員
3.	2022/04/01 ～ 2023/03/31	明治大学商学部特任講師
4.	2022/04/01 ～	Synflux株式会社最高執行責任者
5.	2019/04/01 ～ 2022/03/31	株式会社ZOZO NEXT（旧・株式会社ZOZOテクノロジーズ）リサーチサイエンティスト
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委員会・協会等
1.	2021/11 ～ 2021/12	経済産業省「これからのファッションを考える研究会～ファッション未来研究会～」委員

所属学会
1.	2023/04/01 ～	日本メディア学会
2.	2016/04/01 ～	ファッションビジネス学会

研究テーマ
1.	ファッションとメディア
2.	日本のファッション産業史
3.	ファッションとテクノロジー
4.	ファッション産業と身体像

研究概要
ファッションメディアにおいて、衣服そのものではなく「ファッション」としてみせることが、いかなる技法や仕掛けによって成立しているのかを実証的に研究しています。特にミュージアムや体験型イベントのような空間メディア、ECサイトやSNSなどのデジタルメディアを中心の対象としています。特にファッションにおける価値システム、欲望の喚起に一貫した関心を有しています。上記のようなファッションメディアの研究を土台に、こういったメディア利用が日本のファッション／アパレル産業の歴史的展開のうえでいかに活用されてきたかについても研究をおこなっています。特に洋装化とミュージアムやファッションショー、初期のECサイトの設計とSNS連携などを対象にしています。加えて、ファッションテックを領域とした事業会社での経験から、ファッション領域における先端テクノロジーの導入についての実践的研究も展開しています。特にデータサイエンスとファッション、AIの導入、バーチャルファッションを関心対象としています。また、ファッションという産業を駆動するうえで、私たちの身体像がいかに消費の対象となっているかに関心を抱き、ボディポジティブをテーマとした執筆もおこなっています。

現在の専門分野
社会学 (キーワード：文化社会学、消費社会論、文化産業、産業史、ファッション、ファッションテック)

著書
1.	2023/03/25	クリティカル・ワード　ポピュラー音楽 │ (共著)
2.	2022/03/23	クリティカル・ワード　ファッションスタディーズ │ (共著)
3.	2021/11/30	ゆるレポ：卒論・レポートに役立つ「現代社会」と「メディア・コンテンツ」に関する40の研究 │ (共著)
4.	2021/05/20	ソーシャルメディア・スタディーズ │ (共著)
5.	2018/09	ポスト情報メディア論 │ (共著)
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論文
1.	2024/01	ロボットのファッション：装う身体／装わない身体から考えるヒトとテクノロジーの関係 │ 日本ロボット学会誌ロボ學 │ 42 (1),14-17頁 (共著)
2.	2023/08	ファッション・メディアとしてのSNS：買いものに組み込まれていくユーザー間の情報共有 │ デザイン学研究特集号 │ 30 (1),58-67頁 (単著)
3.	2021	デジタルメディア時代の「ファッション」――デジタルプラットフォームのアーキテクチャが形作るコミュニケーション │ Fashion Talks… │ 13,26-32頁 (単著)
4.	2020	身体を受け入れること、身体を手放すこと。――ボディポジティブは誰のために、そして誰を突き放すか。 │ 現代思想　2020年3月臨時増刊号 │ ,302-308頁 (単著)
5.	2019/06/20	ファッション研究史とファッション産業史の交錯点：日本における研究展開の駆動力としての産業 │ vanitas │ 006,88-99頁 (単著)
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学会発表
1.	2017/11	From Western Clothes to Our Clothes: A Cultural Activity of Japanese Fashion Industry in 1970s (econd International Conference on Communication & Media Studies)
2.	2017/07	Fashion Exhibitions as Mediators between Museums and Fashion Industry (Inter Asia Cultural Studies)
3.	2017/06	展示空間と店舗：ファッション展の成立から考えるミュージアムと「消費」の関係性 (Cultural Typhoon 2017 Annual Conference)
4.	2017/02	周縁化を越えてー日本におけるファッション展の成立とその意義 (ファッションビジネス学会第31回服装社会学研究部会)
5.	2016/11	ミュージアムにおけるファッション展ーファッションの新たな表現の場として (ファッションビジネス学会2016年度研究大会)
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科学研究費助成事業
1.	2017/04/26 ～ 2019/03/31	ファッションの接近がもたらした消費社会におけるミュージアムの新たな機能 │ 特別研究員奨励費

研究者からのメッセージ
1.	ファッションは特別な関心のある人だけの領域ではなく、私たち誰もが衣服を身につけており、現代の消費やモノ／コトの価値について考える重要なトピックだと考えています。狭義の「ファッション」だけではなく、身体に関わるあらゆる問題に関心を持って研究に臨んでいます。アパレルEC事業会社での研究開発や広報発信を経験し、現在もファッション領域でのテクノロジー開発を行うラボラトリにも所属しています。研究と実践を有機的に繋いでいくことを目標に活動しています。

科研費研究者番号
30963384

researchmap研究者コード
B000272259