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（最終更新日 : 2025-02-26 13:48:44）　

ササオトシアキ
笹尾俊明
SASAO TOSHIAKI

所属経済学部経済学科

職名教授

Scopus 論文情報
論文数: 11 Citation: 189 h-index: 6

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その他所属
1.	経済学研究科

学歴
1.	2004/03/08 (学位取得)	神戸大学博士（経済学） (環境経済学)
2.	1998/04/01～2000/03/31	神戸大学経済学研究科経済学・経済政策専攻博士後期課程中退
3.	1996/04/01～1998/03	神戸大学経済学研究科経済学・経済政策専攻博士前期課程修了修士（経済学） (経済学)
4.	1992/04～1996/03	大阪市立大学経済学部経済学科卒業学士（経済学）

職歴
1.	2021/04/01 ～	立命館大学経済学部教授
2.	2016/04 ～ 2021/03	岩手大学人文社会科学部教授
3.	2004/10 ～ 2016/03/31	岩手大学人文社会科学部助教授・准教授
4.	2000/04 ～ 2004/09	岩手大学人文社会科学部講師

委員会・協会等
1.	2023/09 ～ 2025/08	京都市廃棄物減量等推進審議会委員
2.	2022/09 ～ 2024/09	産業構造審議会（産業技術環境分科会，廃棄物・リサイクル小委員会，容器包装リサイクルWG）臨時委員
3.	2022/07 ～ 2023/03	特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）制度に関する検討会委員
4.	2018/04 ～ 2021/03	岩手県環境審議会住宅宿泊事業特別部会長，環境基本計画策定部会長
5.	2011/04 ～ 2021/03	盛岡市廃棄物対策審議会会長（2015年8月より）
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所属学会
1.	1998/04 ～	環境経済・政策学会
2.	2008/04 ～ 2014/03	∟ 理事
3.	2008/04 ～ 2022/03	∟ 常務理事
4.	2022/04 ～	∟ 和文誌編集委員長
5.	2024/04 ～ 2026/03	∟ 副会長・常務理事
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研究テーマ
1.	廃棄物処理・資源循環に関する計量経済分析

研究概要
廃棄物処理・資源循環に関する計量経済分析環境経済学の観点から、廃棄物処理・資源循環の分野を対象とした計量経済分析を行い、様々な廃棄物・資源循環政策等の評価に取り組んでいる。ここ数年は国内外の一般廃棄物処理に関するクロスセクションデータやパネルデータを用いて、主に以下のような研究を行っている。1)広域処理や公民連携に注目した、廃棄物処理・資源循環に関する費用の分析。2)ベルギー・フランダース地方における廃棄物焼却税と重量制有料化の減量効果等の分析。3)容器包装プラスチックを対象とした再生資源の価格分析。

現在の専門分野
循環型社会システム, 環境政策、環境配慮型社会, 経済政策 (キーワード：環境経済学、廃棄物の経済学、循環経済)

著書
1.	2023/09/20	循環経済入門ー廃棄物から考える新しい経済
2.	2015/06/05	循環型社会をつくる（シリーズ「環境政策の新地平」第7巻）
3.	2011/09	廃棄物処理の経済分析
4.	2020/10	Regional Waste Management – Inter-municipal Cooperation and Public and Private Partnership
5.	2019/03	Toward Regional Cooperation of Local Governments in ASEAN
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論文
1.	2025/03/30	人口減少下での持続可能な廃棄物処理・資源循環政策―生ごみと下水の合同処理の可能性 │ 環境経済・政策研究 │ 18 (1)
2.	2024/09/21	産業廃棄物税は産廃の排出抑制・最終処分削減に寄与してきたか？ ──21年間の都道府県パネルデータ分析── │ 廃棄物資源循環学会論文誌 │ 35,47-60頁
3.	2023/03/25	廃棄物・資源循環に「経済的価値」を与える │ アド・スタディーズ │ (87),16-21頁
4.	2022/07/08	Why is plastic recycling expensive? Hybrid panel data analysis of recyclable plastic containers and packaging in Japan │ Resources, Conservation and Recycling │ 185
5.	2021/05/11	Does weight-based pricing for municipal waste collection contribute to waste reduction? A dynamic panel analysis in Flanders │ Waste Management │ 128,132-141頁
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学会発表
1.	2023/09/30	どうする循環経済（シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション等）
2.	2023/02/17	サーキュラーエコノミーへの期待：環境経済学の視点から（口頭発表，特別・招待講演等）
3.	2022/10/02	古紙需給に関する時系列データ分析（口頭発表，一般）
4.	2021/09/25	プラスチック製容器包装廃棄物のリサイクルに関するパネルデータ分析（口頭発表，一般）
5.	2020/09/27	廃棄物の収集・処理方法が費用に与える影響（口頭発表，一般）
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講師・講演
1.	2023/07/08	経済学から考えるサーキュラーエコノミーと資源循環

受賞学術賞
1.	2012/09	環境経済・政策学会学術賞
2.	2006/05	廃棄物学会論文賞

授業科目
1.	Environmental Economics
2.	Special Seminar Ⅱ
3.	演習Ⅰ
4.	演習Ⅱ
5.	演習Ⅲ
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研究者からのメッセージ
1.	廃棄物の経済学!? 廃棄物と経済学・・・一見あまり関係がないように思われるかもしれません。しかし、廃棄物とは私たちの日々の消費やそれを支える産業活動において発生した副産物であり、私たちの経済でうまく使い切れなかったものです。希少な資源を効率的に配分するはずの市場経済システムにおいて、このような廃棄物が大量に生み出されるのは疑問に感じませんか？　３Ｒ（リデュース、リユース、リサイクル）活動に代表されるように、廃棄物や資源をめぐる問題を解決するために、様々な意識啓発が行われていますが、これらはどれだけ有効なのでしょうか。廃棄物問題に限らず、環境問題全般に言えることですが、残念ながら、人々の感情やモラルに訴えて問題を解決するには限界があります。　そこで、経済学、特に環境経済学の貢献が期待されます。経済学の強みはトレードオフが生じた場合の意思決定や、人々に一定の行動を促すインセンティブ（経済的動機付け）などにあります。こうした経済学の考え方を生かして、廃棄物問題や環境問題の解決、ひいては持続可能な社会の形成について考えてみませんか？

ホームページ
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科研費研究者番号
90322958