研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2021-03-31 20:04:14）

イクタ　マサト
生田　真人
IKUTA MASATO

所属文学部地域研究学域

職名教授

その他所属
1.	文学研究科

学歴
1.		大阪市立大学博士（文学）
2.		鹿児島大学法文学部人文地理学
3.	～1980	大阪市立大学文学研究科地理学博士課程中退

研究テーマ
1.	マレーシアの地域開発
2.	東アジアの大都市成長
3.	都市的環境下の商業理地変化と消費者空間行動に関する研究

研究概要
大都市開発の比較研究日本の大都市圏の産業経済分析を中心にアジア諸国の大都市開発問題を研究。

現在の専門分野
人文地理学, 経済政策 (キーワード：アジアにおける大都市開発の比較研究, , 経済地理学)

著書
1.	2020/11/30	『拡大メコン圏の経済地理学―国境経済と空間政策』 │ (単著)
2.	2013/09	人文地理学事典　「世界都市」 │ ,364-365 (共著)
3.	2011/12	東南アジアの大都市圏―拡大する地域統合 │ (単著)
4.	2010/03	経済地理学会編『経済地理学の成果と課題　Ⅶ』第7章第2節「東南アジア」 │ ,181-186 (単著)
5.	2009/12	「三都物語」の中の京都―大阪・神戸との比較を通してー」」（立命館大学文学部人文学会『京都文化講座ブックレット京の風土と景観』） │ ,82-102 (単著)
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論文
1.	2021/07/31	東南アジアの島嶼部における空間政策の課題ーマレーシアとインドネシアの比較考察ー │ 立命館文学 │ (674),103-123頁 (単著)
2.	2020/06/30	科学研究費報告書「経済地理学における世界都市論の再構築」（基盤研究C 　課題番号１７K０３２６３） │ (単著)
3.	2018/12	大都市と国家の関係をめぐる議論にむけてー世界都市論に基づく検討― │ 立命館地理学 │ (30),1-14 (単著)
4.	2018/05	世界都市 │ 経済地理学会編『キーワードで読む経済地理学』原書房 │ ,475-490 (単著)
5.	2017/02	国際協調と国境地帯の産業集積―拡大メコン圏の形成をめぐってー │ 立命館文学 │ (650),103-122頁。 (単著)
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学会発表
1.	2016/08/25	Urban and regional development policies and the Greater Mekong Sub-region in continental Southeast Asia　 (33rd International Geographical Congress)
2.	2013/08/08	A consideration on tourism developments in Thailand and Indonesia with special reference to regional structure theory by Japanese geographers (IGU Kyoto Regional Conference)
3.	2012/08/30	A comparative study of Southeast Asian and Japanese Megacities with a Focus on Urban Areas (32nd International Geographical Congress)
4.	2011/11/12	東南アジアと日本の大都市圏に関する一考察 (人文地理学会特別研究発表)
5.	2010/03	Restructuring regional economies and introducing a province system in Japan: with special reference to Kansai region (SIEM international symposium)
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その他研究活動
1.	2014/07 ～ 2014/07	学界展望総説　『人文地理』 (人文地理66-3、43-44頁)
2.	2013/12 ～ 2013/12	討論の概要と座長の所見 (経済地理学年報59巻4号、126-127頁。)
3.	2013/07 ～ 2013/07	学界展望　総説　『人文地理』 (人文地理65巻3号, 17-19頁。)
4.	1998/04/01 ～ 2018/10/31	「カリマンタン島」（瀬川真平と共著）、「カプアスフル山脈」（柏村影夫と共著）、竹内啓一（総編集）・秋山元秀他（編集）世界地名大辞典『アジア・オセアニア・極Ⅰ』、『アジア・オセアニア・極Ⅱ』（２分冊）、朝倉書店、2017年11月。
5.	1998/04/01 ～ 2018/10/31	「クアラルンプール」他マレーシア関係の地名合計114項目　竹内啓一（総編集）・秋山元秀他（編集）世界地名大辞典『アジア・オセアニア・極Ⅰ』、『アジア・オセアニア・極Ⅱ』（２分冊）、朝倉書店、2017年11月。

科学研究費助成事業
1.	2020/04 ～ 2023/03	アセアン共同体の制度構築と空間政策の再編 │ 基盤研究(C)
2.	2017/04 ～ 2020/03	経済地理学における世界都市論の再構築 │ 基盤研究(C)
3.	2013/04 ～ 2016/03	東南アジアのインドシナ半島諸国における地域政策形成の比較研究 │ 基盤研究(C)
4.	2010/04 ～ 2013/03	産業集積の再編と大都市圏政策の再構築に関する研究ー大阪府南部地域の事例からー │ 基盤研究(C)
5.	2006/04 ～ 2009/03	マレーシアにおける貧困問題の地域的・民族集団的多様性に関する研究 │ 基盤研究(B)
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研究高度化推進制度
1.	2016/06 2017/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型世界経済の再編と世界都市論の再構築
2.	2010/04 2010/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- アジアと欧米の大都市開発に関する国際比較研究(大都市開発の国際比較研究)
3.	2007/04 2008/07	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- 関西圏の地域主義と都市再編：地域発展の経済地理学
4.	2007/01 2008/12	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究東南アジアの地域統合とマレーシアの都市・地域政策の再編

教育活動

●作成した教科書、教材

1.	2016/03 ～ 2016/03	地域研究学域のテキスト『地域研究の扉』の中の第15章の一部「研究入門夏季調査レポートの書式等」を大きく改変した。
2.	2012/03 ～ 2012/03	地域研究学域のテキスト『地域研究の扉』の中の3つの章「地域研究とは何か」、「日本の地域研究」、「地域研究の成果」を執筆した。

●教育に関する発表

1.	2003 ～ 2003	立命館大学のインターンシップの取り組みについて、教学部を代表してオランダ（ロッテルダム）で開催された国際学会において紹介した。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2016/07 ～ 2016/07	高大連携講義：高大連携授業の実施
2.	2015/04 ～ 2018/03	2015・16・17年度教養科目基本担当者「エリアスタディ入門」
3.	2014/08 ～ 2014/08	高大連携講義：高大連携授業の実施
4.	2012/01 ～ 2012/01	高大連携講義：高大連携授業
5.	2009 ～ 2009	高大連携講義：文学部における高大連携事業による授業
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研究者からのメッセージ
1.	大都市開発論の研究専門は経済地理学。この分野は経済学と地理学の境界的な領域ですので、両分野の研究成果を摂取することに追われます。これまで日本の大都市の産業立地問題や都市政策、あるいは都市生活者について研究してきました。日本の都市は現在、産業構造や自治制度の変化によって変革期に入ろうとしています。これからの日本の都市開発制度や都市経済の管理運営に関する研究を進めています。また、東南アジアを旅行したことがきっかけになって、この地域の大都市問題やマレーシアの地域開発など東南アジア諸国の都市開発や地域開発についても研究を進めています。特に関心があるのはマレーシアです。鹿児島大学を卒業して、大阪市立大学大学院へ進み、東京都立大学理学部助手をへて大阪市立大学経済研究所へ着任。この間、マレーシアのマラヤ大学に客員研究員として出張し、発展途上国社会の実情に接しました。

researchmap研究者コード
1000275043