研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-02-17 12:18:44）　

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オオニシ　アツシ
大西　淳
OHNISHI Atsushi

所属情報理工学部情報理工学科

職名教授

その他所属
1.	情報理工学研究科
2.	総合科学技術研究機構理工学研究所

研究テーマ
1.	(1)ソフトウェア開発のためのシナリオ作成支援
2.	(2)ビジュアルな制御プログラミング支援
3.	(3)ビジュアルな要求定義環境
4.	(4)半形式的な仕様記述
5.	(5)オブジェクト指向要求定義技法
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研究概要
ソフトウェア工学に関する研究 ①オブジェクト指向ソフトウェア開発、②ソフトウェア要求定義支援、③シーケンス制御プログラミング支援など、ソフトウェア開発技法・環境をはじめとするソフトウェア工学に関する研究を行っている。【研究テーマ(4)概要】文法や語彙を制限した制限言語による仕様化技法の研究

現在の専門分野
ソフトウエア (キーワード：ソフトウェア工学、要求工学、要求獲得、要求仕様化技法、要求言語、要求管理、シナリオ分析、ソフトウェア設計、シーケンス制御プログラミング)

著書
1.	2024/07/12	Supporting Q&A Processes in Requirements Elicitation: Bad Smell Detection and Version Control │ ,253-268頁
2.	2024/03/20	要求工学

論文
1.	2023/09/07	Supporting change management of UML class diagrams │ 27th International Conference on Knowledge-Based and Intelligent Information & Engineering Systems │
2.	2023/01/25	拡張操作履歴グラフによるリファクタリングの理解支援 │ コンピュータソフトウェア │ 40 (1),97-116頁
3.	2022/11	要求獲得における質疑応答履歴のグラフデータベースシステムの構築 │ ソフトウェア工学の基礎 │ XXIX,123-128頁
4.	2021/11	リファクタリング検出のための拡張操作履歴グラフ │ ソフトウェア工学の基礎 │ XXVIII,121-126頁
5.	2021/06	Supporting Software Development Task Understanding by Visualizing Operation History │ Proc. the 18th IEEE/ACIS International Virtual Conference on Software Engineering, Management and Applications (SERA'21) │ ,73-80頁
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学会発表
1.	2025/02/26	ISO/IEC/IEEE29148における「付録A:システム運用概念」（口頭発表，一般）
2.	2024/10/25	ISO/IEC/IEEE29148における「情報項目」に対する一考察（口頭発表，一般）
3.	2024/09/18	機能要求文における語句の抜け漏れ検出 -生成AIを活用した検出手法の検討- （口頭発表，一般）
4.	2024/07/25	制約概念を取り入れた要求獲得のためのシソーラス（口頭発表，一般）
5.	2024/05/30	ISO/IEC/IEEE29148における要求プロセスに対する一考察（口頭発表，一般）
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受賞学術賞
1.	2024/09/19	情報処理学会ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2024研究奨励賞

授業科目
1.	ICT産業論
2.	システムアーキテクト実験1
3.	システムアーキテクト実験2
4.	ソフトウェア開発管理
5.	ソフトウェア工学
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教育活動

●作成した教科書、教材

1.	2018/03 ～ 2018/03	教科書「情報学の技術」の出版

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2018/05 ～ 2018/05	高校等の模擬講義：六甲アイランド高校（兵庫県神戸市）1年生55名が来学し，コラーニングII（C606教室）において50分間の模擬講義を行った．
2.	2017/04	文部科学省「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成」ビッグデータ・AI・クラウド技術を用いた課題解決人材育成AiBiC運営委員
3.	2016/08 ～ 2017/08	放送大学「情報学の技術」第8・9・15週授業収録
4.	2015/06 ～ 2015/06	高校等の模擬講義：兵庫県立豊岡高校における模擬講義。高校からは大学での実際の授業を希望されたので、簡単な数学を用いて意思決定を支援するAHP法を紹介し、より理解を深めるために簡単な例題を演習として行った。
5.	2014/08 ～ 2015/04	技術者教育プログラム認定審査
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研究交流希望テーマ
1.	シナリオ分析手法の研究シナリオを用いた要求獲得やシステム分析 (キーワード)シナリオ分析、要求定義技術相談受託研究共同研究
2.	シーケンス制御プログラム開発支援アイコンを使ったシーケンス制御のためのビジュアルプログラミングとそのシミュレータ (キーワード)シ－ケンス制御技術相談受託研究共同研究
3.	要求仕様化企業での要求定義と要求仕様化を支援する技術相談受託研究共同研究

研究者からのメッセージ
1.	ソフトウェア開発技法を研究情報工学が専門。高校で数学の先生が導入したコンピュータに興味を覚え、京都大学工学部情報工学科へ。ハードウェアに興味があったが研究室配属の抽選の結果、大野豊先生の下でソフトウェア工学、特に要求工学を研究。1979年卒業。さらに専門科目を勉強したくて修士課程に入学。'81年修了、博士課程に進学。 '83年京都大学工学部助手、'86年同大型計算機センター助手に配置換。'89年同助教授。'90年より一年間カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員（計算機科学科）。 '94年立命館大学へ。’00年前期ジョージア工科大学訪問研究者（コンピューティング学部）。ソフトウェアを容易にかつ正確に開発する手法の研究を進めており、要求定義のためのコミュニケーションのモデル化や要求言語の開発、要求定義環境の構築、制御プログラミング支援、オブジェクト指向分析支援等の研究を進めてきた。最近の論文は電子情報通信学会論文誌に掲載の「UMLにおけるモデル整合性検証支援システム」等。本学で学生諸君とソフトウェア工学関連の研究プロジェクトを進めることを楽しみにしている。趣味は、読書、旅行計画を練ること、生まれ故郷を本拠地とする球団の応援、人に物を教えることなど。けん玉一級。

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