研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-02-13 14:28:44）　

アマノ　コウジ
天野　耕二
AMANO Koji

所属食マネジメント学部食マネジメント学科

職名教授

その他所属
1.	OIC総合研究機構サステイナビリティ学研究センター
2.	総合科学技術研究機構古気候学研究センター
3.	総合科学技術研究機構理工学研究所
4.	食マネジメント研究科

学歴
1.	～1984/03	東京大学工学系研究科都市工学専攻修士課程修了
2.		東京大学工学博士
3.	～1982/03	東京大学工学部都市工学科卒業

職歴
1.	1994/04/01	立命館大学（現在に至る）
2.	1984/04/01 ～ 1994/03/31	国立公害研究所（現、国立環境研究所）

所属学会
1.		土木学会
2.		日本ＬＣＡ学会
3.		廃棄物学会
4.		環境科学会
5.		日本水環境学会

研究テーマ
1.	環境システム分析
2.	食をめぐる環境問題と資源循環に関する研究

研究概要
温暖化緩和施策評価、環境持続性指標の開発、廃棄・副産物リサイクルの総合評価体系の確立環境問題に関連するモニタリングデータや社会基盤情報・社会経済統計データ等を活用して、環境負荷の包括的な評価と将来予測を目的とした各種統計処理や数値モデル解析を行う。

現在の専門分野
土木環境システム (キーワード：環境システム分析)

著書
1.	2021/10/20	SDGs時代の食・環境問題入門
2.	2004/06	環境工学公式・モデル・数値集 │ ,pp.509-512
3.	2002/03	水理公式集例題プログラム集（CD-ROM）
4.	2000/02	日本の水環境５　近畿編 │ ,pp.114-119
5.	1998/04	環境システム－その理念と基礎手法 │ ,pp.185-190
全件表示（6件）

論文
1.	2023/12/01	Life-cycle analysis of environmental loads from household septic systems in Japan focusing on effluent water discharge │ Water Science & Technology │ 88 (11),2719-2732頁
2.	2021/07/07	Decomposition Analysis of Global Water Supply-Demand Balances Focusing on Food Production and Consumption │ Sustainability │ 13 (14),7586
3.	2021/03/12	Life cycle environmental and economic impact of a food waste recycling‑farming system: a case study of organic vegetable farming in Japan │ The International Journal of Life Cycle Assessment │ 26,963-976頁
4.	2019/11	Evaluation of Current Freshwater Requirement in Asia Based on Global Food Trade and Food Supply Demand Balances │ Asia-Japan Research Academic Bulletin │ Vol. 1 (11),1-27
5.	2019/07	Evaluation of Greywater Reclamation and Reuse System in a Japanese University Building │ Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University │ 1,44-55
全件表示（79件）

学会発表
1.	2025/03/07	COVID-19 拡大前後における家計食料消費に伴う容器包装プラスチック使用量の変化（口頭発表，一般）
2.	2025/03/06	食品間の投入産出収支を考慮した淡水資源必要量の推計（ポスター）
3.	2024/11/05	Analyzing variable factors and estimating time-series changes in water supply–demand balances and water requirements focusing on food production and consumption （口頭発表，一般）
4.	2023/03/08	食料生産と消費に着目した二時点比較による淡水資源需給バランスの変動要因の分析（口頭発表，一般）
5.	2022/11/01	Analyzing variable factors of water supply-demand balances derived from food production and consumption （ポスター）
全件表示（167件）

受賞学術賞
1.	2019/03	日本LCA学会第10回日本LCA学会論文賞
2.	2018/06	日本水環境学会平成28年度日本水環境学会技術奨励賞
3.	1991	日本水環境学会論文奨励賞(広瀬賞)

科学研究費助成事業
1.	2015/04 ～ 2017/03	小口分散型再生可能エネルギーの利用を促進する電力取引システムに関する研究 │ 基盤研究(C)
2.	2007 ～ 2009	持続的な森林資源循環に基づいたカーボンニュートラル社会構築に関する基礎的研究 │ 基盤研究(C)
3.	2003 ～ 2005	資源・副産物・廃棄物のフロー分析に基づいた循環型社会指標に関する基礎的研究 │ 基盤研究(C)
4.	2000 ～ 2002	建設副産物のリサイクルに関わる物質フローと環境負荷の算定手法に関する研究 │ 基盤研究(C)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2003 ～ 2003	エネルギー・環境持続性評価体系の開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 昭和シェル石油環境研究助成財団環境研究助成（一般研究－持続可能な社会像とその理念）
2.	2002 ～ 2003	公共空間における散乱ごみの調査・集計方法に関する基礎的研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ ニッセイ財団研究助成（一般研究助成）

共同・受託研究実績
1.	2010/08 ～ 2011/03	環境配慮型サービス事業に関わる研究 │ 受託研究

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型農・工・食の複合的モデリングによる?農資源循環の包括的評価と設計
2.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型環境・経済・社会のコベネフィットを考慮した食農資源最適利用の社会実装アプローチ
3.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型社会経済影響と教育効果を考慮した大都市近郊地域の資源循環システムに関する研究
4.	2013/07 2014/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費連動型小口分散型再生可能エネルギー利用促進に向けた電力取引システムに関する研究
5.	2012/07 2013/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費連動型食料消費に伴う物質循環と環境負荷の包括的評価に関する基礎的研究

授業科目
1.	基礎演習Ⅰ
2.	基礎演習Ⅱ
3.	研究演習Ⅲ
4.	研究演習Ⅳ
5.	資源循環論
全件表示（13件）

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2004/04 ～ 2010/12	WebCTアセスメント機能を活用した授業コミュニケーション
2.	2004/04 ～ 2010/12	学内ネットワーク教材フォルダ機能を活用した授業コミュニケーション

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2010/11 ～ 2010/11	高大連携講義：立命館Connecting Program『地球温暖化について考える』ライフサイクルアセスメント(LCA)で考える地球温暖化対策
2.	2005/08 ～ 2010/08	高大連携講義：立命館大学高大連携アドバンスト・プログラム　スクーリング講義「未来の地球を考える環境システム工学」
3.	2003/11 ～ 2010/11	高大連携講義：スーパーサイエンスプログラム：最先端科学研究入門「循環型社会」

研究者からのメッセージ
1.	食をめぐる環境・資源問題に関するデ－タのシステム分析 1982年東京大学工学部都市工学科を卒業して同大学院修士課程へ進み、数値モデルによる河川水質の予測手法に取り組みました。大学院修了後1984年からちょうど10年間、環境庁国立環境研究所において、河川や湖沼の水質データ解析に関する研究に従事しました。1992年9月より1年間は、フルブライトプログラムにより米国コロラド大学環境工学科客員研究員として水環境政策支援システムに関する研究を行っています。　1994年に本学着任の後、水環境データ解析の手法を各種の環境問題に応用展開し始めました。具体的には、水質汚濁や廃棄物などに関わる大量の環境データの解析と評価、環境への負荷を総合的に評価するライフサイクルアセスメントやマテリアルフロー分析などです。2018年からは食マネジメント学部において、食をめぐる環境問題や資源循環を幅広く学ぶ先進的な教学に参画しています。　研究成果の対社会的貢献に関しては、学会等を通したいわゆる「学術ルート」だけではなく、大学での講義や演習を通して、食と環境・資源問題に関わる研究知見を理解した多くの卒業生が社会で活躍することによる社会的な効果が大きいと考えています。国の研究機関から本学へ移籍した際にも、研究成果の教育による社会へのフィードバックが大学の重要な役割の一つであると強く意識してきました。　趣味は、テニス、阪神タイガースの応援、ヘッドフォン・オーディオ道楽、ホームベーカリーでいろいろな食パンを焼くこと、等々。工博。

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