研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2024-09-26 13:46:24）　

タカハシ　ヒデトシ
高橋　秀寿
TAKAHASHI HIDETOSHI

所属文学部国際文化学域

職名教授

その他所属
1.	文学研究科
2.	衣笠総合研究機構国際言語文化研究所

学歴
1.		文学博士

所属学会
1.		ドイツ現代史研究会

研究概要
ドイツ現代社会の歴史的系譜の探求市民社会、家族、階級、ネイションなどの歴史的変遷をたどりながら、現代社会を「再帰的近代化」概念によって総活しようとする研究。現在はそのアプローチのために、時間と空間の変容過程を記憶、「過去の克服」、都市や大衆文化を通した空間表象、環境・原発問題など分析している。

現在の専門分野
西洋史 (キーワード：ドイツ現代史)

著書
1.	2923/12/20	反ユダヤ主義と「過去の克服」　戦後ドイツ国民はユダヤ人とどう向き合ったのか
2.	2018/07	時間／空間の戦後ドイツ史――いかに「ひとつの国民」は形成されたのか
3.	2017/12	ホロコーストと戦後ドイツ
4.	2016/06	教養のドイツ現代史 │ ,242-245,308-312,312-315,317-320,321-324
5.	2012/03	境界域からみる西洋世界
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論文
1.	2021/08/23	「ベティーナ・シュタングネト著『エルサレム＜以前＞のアイヒマン』」 │ 2021年 (8月23日号),4-4頁
2.	2021/08	「水野博子『戦後オーストリアにおける犠牲者ナショナリズム－戦争とナチズムの記憶をめぐって－』」 │ 2021年 (8月号),61-64頁
3.	2021/03/14	「アネッテ・ヘス『レストラン「ドイツ亭」』　歴史的犯罪と国民の物語」 │ 産経新聞 │ 2021年 (3月14日号),11-11頁
4.	2020/03	「川喜田敦子著『東欧からのドイツ人の「追放」――二〇世紀の住民移動の歴史のなかで――』（白水社、2019年）」 │ 西洋史学論集（九州西洋史学会） │ 57,43-46
5.	2020/03	モダニズムと国民表象――E・バルラハの描いた死者の風景をめぐって │ 仲間裕子／竹中悠美編著『風景の人間学―自然と都市、そして記憶の表象』三元社 │ ,78-99
全件表示（56件）

学会発表
1.	2020/01/30	ミリュー論の可能性――――ドイツ現代社会の解釈をめぐって（口頭発表，一般）
2.	2019/11/24	「1989年」以後の現代史研究の課題―現代ドイツ研究者の立場から（シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション等）
3.	2019/05/25	皇帝のいる風景――――世紀転換期の帝都ベルリンと国民表象（ポスター）
4.	2017/06/04	ヒトラーが「最期の１２日間」から「帰ってきた」わけ――移民の国のドイツ人（口頭発表，一般）
5.	2017/03/18	ドイツのポピュラー・カルチャーにおける破局の風景（ポスター）
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科学研究費助成事業
1.	2020/04 ～ 2023/03	時間／空間の変容の分析による現代ドイツの歴史的特性の解明 │ 基盤研究(C)
2.	2013/04 ～ 2016/03	グローバリゼーションと植民地主義の観点からの主権と空間の歴史的分析 │ 基盤研究(C)
3.	2006/04 ～ 2009/03	帝国の法的形成に関する比較歴史社会学的研究:日本帝国」の「内国植民地」を中心に │ 基盤研究(B)
4.	2003/04 ～ 2006/03	グローバル化の過程において-国民国家を越境する公共圏の諸相 │ 基盤研究(B)
5.	2000/04 ～ 2003/03	欧米史上におけるマイノリティとその迫害・差別・救済の比較史的研究 │ 基盤研究(B)
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研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型グローバリゼーションにおける時間／空間の変容とドイツ国民国家の再編成
2.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型グローバリゼーションの視点から見た空間論的転回と主権国家の歴史的変容の研究
3.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型グローバル・ナショナル・リージョナルの三空間と現代社会の歴史的位相
4.	2016/06 2017/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型グローバル・ナショナル・リージョナルの三空間と現代社会の歴史的位相
5.	2012/04 2012/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 現代ドイツにおける記憶と時間/空間の変容

授業科目
1.	ヨーロッパ･イスラーム史文献講読Ⅰ
2.	ヨーロッパの歴史
3.	ヨーロッパの歴史
4.	ヨーロッパ現代史研究Ⅰ
5.	ヨーロッパ史の主要問題Ⅱ
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教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2009/07 ～ 2009/07	高大連携講義：香川県立高松西高等学校で世界史の授業の授業参観と講演を行ってきた。

研究者からのメッセージ
1.	ドイツ現代社会の歴史的系譜を追求現代ははたしてまだ近代なのか、それともポストモダンとよびうる時代に入っているのか？――この問題をテーマにして、ドイツ現代社会を対象に、国際書院により'97年に『再帰化する近代――ドイツ現代史試論』を刊行しました。'81年に立命館大学文学部史学科西洋史専攻を卒業し、'88年に同大学大学院の文学研究科博士課程後期を単位取得退学して、ドイツのケルン大学に留学。この時にベルリンの壁の崩壊、ドイツ統一を体験し、拙著のテーマはこの体験にもとづいて練り上げられました。'91年より立命館大学非常勤講師を経て、'98年より本学の助教授に。単車によるツーリングとカラオケが趣味。サザン・オール・スターズのメロディーを好み、愛車はホンダのシャドー。