研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2021-03-31 20:04:17）

アカザワ　シロウ
赤澤　史朗
AKAZAWA SHIRO

所属衣笠総合研究機構

職名上席研究員

その他所属
1.	衣笠総合研究機構人文科学研究所

学歴
1.	1986 (学位取得)	早稲田大学文学博士
2.	～1972/03	早稲田大学第一政治経済学部卒業
3.	～1981	早稲田大学文学研究科博士課程

職歴
1.	2013/04/01	立命館大学名誉教授
2.	1991/04/01 ～ 2013/03/31	立命館大学法学部教授
3.	1988/04/01 ～ 1991/03/31	立命館大学法学部助教授

所属学会
1.		日本史研究会
2.		歴史学研究会

研究テーマ
1.	十五年戦争期とその前後の時期の政治・社会構造・思想文化の研究

研究概要
15年戦争期とその前後の時期の政治・社会構造・思想文化の研究天皇制の問題を軸に、戦前の政治体制・社会構造・文化宗教状況の解明をめざしている。また、戦後の戦争犯罪裁判や戦争責任問題の検討も行っている。

現在の専門分野
日本史 (キーワード：歴史学, 日本近現代政治史、思想史、文化史、社会史、宗教史、国家神道、靖国神社、国家主義運動、戦争責任論、戦争体験論、軍人恩給、民間人戦災者補償)

著書
1.	2015/08	戦没者合祀と靖国神社 │ (単著)
2.	2005/07	靖国神社ーせめぎあう〈戦没者追悼〉のゆくえー │ (単著)
3.	2002/12	２００２年度歴史学研究会大会報告批判―特設部会 │ ,770号 (単著)
4.	2002/09	史料発掘への情熱と手堅さ光る－書評『清瀬保二メモによる戦時下音楽界の再編統合』　 │ ,27号
5.	2000/05	（書評）黒川みどり著『異化と同化の間－被差別部落認識の軌跡』 │ ,1号 (単著)
全件表示（17件）

論文
1.	2011/09	「占領期日本のナショナリズムー山田風太郎の日記を通して」 │ 市川正人・徐勝編『現代における人権と平和の法的探求』 │ ,１８８－２１２ (単著)
2.	2011/03	1950年代の軍人恩給問題（1） │ 『立命館法学』333・334合併号上巻 │ (単著)
3.	2011	近年の象徴天皇制研究と歴史学 │ 『同時代史研究』 │ (4),62-68 (単著)
4.	2010/10	大正・昭和前期の社会思想 │ 『政治社会思想史』（宮地正人編、山川出版社） │ (単著)
5.	2008/04	マルクス主義と日本思想史研究－『歴史科学』『唯物論研究』を中心に │ 磯前順一ほか編『マルクス主義という経験』青木書店 │ ,193-226 (単著)
全件表示（33件）

学会発表
1.	2008/10	歴史家の主体性－安丸良夫の思想史論 (安丸民衆史の射程)
2.	2007/09/13	占領期のナショナリズム
3.	2001/11	占領の傘の下で (『思想の科学総索引1946-1996』出版記念公開シンポジウム（第４回）)

科学研究費助成事業
1.	2012 ～ 2015/03	１９６０年代の憲法論議ー地方紙を中心として │ 基盤研究(C)

研究高度化推進制度
1.	2012/04 2013/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 戦後憲法論議の再検討-2012年度衣笠総合研究機構研究所重点研究プログラム（人文科学研究所）
2.	2011/08 2012/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 戦後憲法論議の再検討-2011年度衣笠総合研究機構研究所重点研究プログラム（人文科学研究所）
3.	2010/04 2011/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究 1950年代の憲法論議ー地方紙を中心にー
4.	2009/09 2010/03	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 戦後補償政策と平和理念
5.	2009/04 2010/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究 1950年代の憲法論議-地方紙を中心に-

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2008/04	法学部専門科目「戦後日本政治史」「近代日本政治史」におけるコミュニケーション・ペーパーの活用による､学生との対話と授業改善の試み
2.	2001/08	法学部専門科目「戦後日本政治史」「近代日本政治史」「日本政治思想史」「平和学」における試験講評の発表

研究者からのメッセージ
1.	15年戦争期中心に政治と社会の状況分析日本政治史担当の赤澤先生は15年戦争期とその前後の時期を中心に、政治史・社会構造史・思想史と、多方面にわたり研究を進めています。戦前の国家神道体制など、思想・宗教統制政策を分析した『近代日本の思想動員と宗教統制』（校倉書房）は学位論文に。また、『文化とファシズム』（日本経済評論社）は、友人と二人で編者となって出版されました。本学編の『西園寺公望伝』では第４巻後半を担当。その過程で、国家主義運動家石原廣一郎の厖大な回想録も発見し、『石原廣一郎関係文書』上下（柏書房）として刊行しました。戦争責任論の追及も続けており、『岩波ブックレット・東京裁判』なども書いています。早稲田大学第一政経学部を'72年に卒業し同大学院文学研究史学専攻を経て、'88年本学へ。音楽鑑賞が趣味。文博。