研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-04-07 10:41:04）　

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イナバ　カズオ
稲葉　和夫
INABA Kazuo

所属ＢＫＣ社系研究機構社会システム研究所

職名上席研究員

学歴
1.	～1977/03	神戸大学経済学研究科経済学・経済政策博士課程修了経済学修士
2.	2000/01 (学位取得)	神戸大学経済学博士
3.	～1975	神戸大学経済学部

職歴
1.	2017/04/01	立命館大学経済学部特任教授
2.	2015/09/08 ～ 2015/09/17	パジャジャラン大学大学院(インドネシアバンドン) 講義(Econometrics、Macroeconomic Analysis)
3.	2014/04 ～ 2014/09	オーストリア経済研究所(Wien Institute für Wirtshaftforsung) 客員研究員
4.	2011/03/29 ～ 2014/06/24	東京証券取引所独立役員
5.	2008/04/01 ～ 2010/03/31	経済学研究科科長
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委員会・協会等
1.	2006/04 ～ 2008/03	環太平洋産業連関分析学会運営委員会委員長
2.	2010/05 ～ 2018/12	The Journal of Industry, Competition and Trade, Springer Heidelberg A member of the Editorial Board
3.	2021/02 ～	Journal of Innovation in Business Studies (JIBS), Faculty of Business Studies (FBS) Bangladesh University of Professionals (BUP) Distinguished Editorial Advisory Board
4.	2020/10/24 ～	Journal of Economic Structures, The Pan Pacific Association of Input-Output Studies, Springer Heidelberg A Member of Editorial Board
5.	2018/04 ～ 2022/03	環太平洋産業連関分析学会協議会委員
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所属学会
1.		International Input Output Association
2.		環太平洋産業連関分析学会
3.		経済学教育学会
4.		経済統計学会
5.		日本経済学会
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研究テーマ
1.	日本の海外直接投資のマクロ計量モデル分析
2.	日本企業の海外事業活動に関する計量分析
3.	日系企業の国際競争力指標に関する分析

研究概要
日本企業の旧東欧諸国での事業活動に関する実証研究日本企業の国際競争力に関する実証分析中央アジア諸国における直接投資スピルオーバー効果に関する実証分析

現在の専門分野
経済統計学 (キーワード：経済統計学、海外直接投資、マクロ計量モデル)

著書
1.	2020/04	現代経済社会入門 │ ,1-12, 100-120, 137-154, 176-185
2.	2020/03	Firm-Level Evidence from Southeast Asia, 山田光男・増田淳矢編著『グローバル化と地域経済の計量モデリング』第7章所収 │ ,207-233
3.	2017/03	経済経営統計入門　第4版
4.	2015/10	Japanese FDI in Asia" in Chapter 2, Investment (edited by David A.Dyker, University of Sussex, UK) as Volume 1 of the The World Scientific Reference on Globalization in Eurasia and the Pacific Rim: Investment, Innovation, Energy, Migration and Development (In 4 Volumes) │ ,17-40
5.	2010/11	経済・経営統計入門　第3版
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論文
1.	2025/03/17	Beyond Ownership: Assessing the Impact of Remittances on Nonfarm Enterprise Performance in Nigeria │ 立命館経済学 │ 73 (4),207-234頁
2.	2025/02/12	Exploring the Roots of Small and Medium Enterprise Financing Issues in Myanmar │ International Journal of Economics and Finance │ 17 (3),58-70頁
3.	2024/11	Does Return Intention Affect Remittance Behavior ? New Insights from the Case of the Filipino Migrants in Japan │ 立命館経済学 │ 73 (3),53-74頁
4.	2024/11	英語での計量経済学授業：20年間の大学教員で見えてきたもの │ 経済学教育 │ 43,32-47頁
5.	2024/11	生涯教育：20年間に及ぶ学習会の経験から │ 経済学教育 │ 43,129-135頁
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学会発表
1.	2025/03/09	Financial Literacy, Mobile Money Adoption, and Informal Enterprises Performance: Empirical Evidence from Developing Asia （口頭発表，一般）
2.	2025/03/09	Impact of Infrastructure Connectivity and Human Capital in the Trade-Growth Nexus in ASEAN Countries （口頭発表，一般）
3.	2025/03/09	The Role of Socioemotional Wealth & Religiosity in Shaping Entrepreneurial Orientation Evidence from Bahraini Family Businesses （口頭発表，一般）
4.	2025/03/08	Effects of Trade-Induced Technological Progress and Resource Endowment Patterns on Economic Growth: Focusing on the Central American and Caribbean (CAC) Region （口頭発表，一般）
5.	2025/02/22	Effects of Trade-Induced Technological Progress and Resource-Endowment Patterns on Economic Growth; Focusing on the Central American and Caribbean (CAC) Region （口頭発表，一般）
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その他研究活動
1.	2017/07/10 ～ 2017/07/10	海外事業活動展開に関わる若者へ (旬刊経理情報　No.1484)

科学研究費助成事業
1.	2019/04 ～ 2022/03	南アジア地域における外資系企業が及ぼすスピルオーバー効果についての実証研究 │ 基盤研究(C)
2.	2015/04 ～ 2017/03	中央アジア地域における日系企業の潜在的国際競争力についての実証分析 │ 基盤研究(C)
3.	2011 ～ 2014/03	アジア諸国における日系企業・欧米系企業の競争力の計量分析 │ 基盤研究(C)
4.	2008 ～ 2011/03	欧州・アジア地域における日系企業事業活動の計量分析による比較研究 │ 基盤研究(C)
5.	2008 ～ 2011/03	社会主義と移行期の東欧における生産アーキテクチァの３段階進化仮説実証に関する研究 │ 基盤研究(B)
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共同・受託研究実績
1.	2016/04 ～ 2021/03	英文機関紙の論文掲載を促進を通した国際情報発信強化に関する取組(科学研究費助成事業)

研究高度化推進制度
1.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型南アジア地域における日系企業の潜在的競争力についての実証分析
2.	2016/10 2017/03	研究支援制度分類：研究成果国際発信プログラム種目：- 南アジア・東南アジアにおける外資系企業活動のスピルオーバー効果の実証分析
3.	2015/04 2016/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究中央アジア地域における直接投資と日系企業の役割
4.	2014/06 2015/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費連動型中央アジア地域における日系企業の潜在的国際競争力についての実証分析
5.	2014/04 2015/03	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- EUにおける日系企業の事業活動、および競争力に関する調査・実証研究
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教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2016/04 ～ 2017/03	2016年度教養科目基本担当「日本の近現代と立命館(BKC)」
2.	2016/04 ～ 2017/03	2016年度教養科目基本担当「日本の近現代と立命館(OIC)」
3.	2010/04	学生の履修計画の参考となるよう科目「経済統計Ⅱ」の「特長と手法の種類」を経済学部ホームページにて公開している。

研究者からのメッセージ
1.	日本企業の海外事業活動の特徴と日系企業の国際競争力についての実証研究専門は経済統計学、計量経済学です。現在、日本企業の海外事業活動の特徴と日系企業の国際競争力について実証的に検討しています。上記研究課題と関わり、'98年から1年間オーストリアの応用システム分析国際研究所（IIASA）で「移行期の経済と統合」プロジェクトに所属しました。また、2006年4月から半年間ウィーン経済研究所(WIFO)で「日系企業の国際競争力」について研究を進めました。港町にひかれ、神戸大学経済学部に入学、'75年卒業して、同大学院へ。学部時代は置塩信雄教授、大学院では斎藤光雄教授の指導を受けました。計量経済学の立場から日本企業の海外事業活動を研究。高校、大学とハンドボールの選手で、戸外スポーツを愛好、観劇も趣味。（談）