研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-09-27 23:21:35）

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ナカノ　カツユキ
中野　勝行
NAKANO Katsuyuki

所属政策科学部政策科学科

職名准教授

その他所属
1.	政策科学研究科
2.	OIC総合研究機構サステイナビリティ学研究センター
3.	OIC総合研究機構日本バイオ炭研究センター

学歴
1.	～2011/05	東京大学工学系研究科化学システム工学専攻博士課程修了博士（工学）
2.	～2002/03	豊橋技術科学大学工学研究科エコロジー工学専攻修士課程修了
3.	～2000/03	豊橋技術科学大学工学部エコロジー工学課程卒業
4.	～1997/03	鈴鹿工業高等専門学校機械工学科卒業

職歴
1.	2018/04/01 ～	立命館大学政策科学部　政策科学科准教授
2.	2019/10/01 ～	大阪公立大学大学院工学研究科非常勤講師
3.	2022/05 ～	産業技術総合研究所 IDEAラボ客員研究員
4.	2017/04/01 ～ 2018/03/31	一般社団法人産業環境管理協会 LCA事業室室長
5.	2011/10/01 ～ 2017/03/31	一般社団法人産業環境管理協会 LCA事業室主査
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委員会・協会等
1.	2023/09 ～	経済産業省経済産業省, 車載電池のカーボンフットプリント算定・検証に関する検討会議
2.	2023/06 ～	環境省気候変動の影響に関するWG：産業・経済活動／国民生活・都市生活分野WG
3.	2023/06 ～	環境省自動車リサイクルのカーボンニュートラル及び3Rの推進・質の向上に向けた検討会
4.	2023/06 ～	農林水産省フードサプライチェーンにおける脱炭素化の見える化に関する検討会
5.	2023/05 ～	日本集成材工業協同組合国内で生産されるＪＡＳ構造用集成材の排出原単位の構築検討委員会
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所属学会
1.		International Society for Industrial Ecology
2.		日本LCA学会
3.		日本エネルギー学会
4.		日本木材学会
5.		廃棄物資源循環学会

研究テーマ
1.	ライフサイクル思考に基づいた環境マネジメント

研究概要
「環境にやさしい製品とは何か？」という問いに答えるには、その製品の原料採取から製品製造、廃棄・リサイクルに至るまでの一生（ライフサイクル）を通じた評価が必要になります。例えば、電気自動車は走行時に自動車そのものからは排出物を出しませんが、その走行に要する電力を発電する際にはCO2など様々な排出物を発生させます。また、リチウムイオン電池やモータ等の製造時の環境負荷も考慮する必要があります。これまで自動車をはじめ、家電や木材製品など、様々な製品・技術・社会システムを評価対象にしてきました。また、最近はこれらLCAの考え方を拡張し、サプライチェーン中の気候リスクや社会的リスクの高い個所を特定するための方法論開発やデータベース開発も進めています。

現在の専門分野
環境影響評価, 持続可能システム, 環境政策・環境社会システム (キーワード：ライフサイクルアセスメント（LCA）、環境マネジメント、気候変動、適応策、自然資本評価、持続可能性アセスメント、環境政策)

著書
1.	2023/03	より良い環境経営に向けたCO2排出量計算・LCAの実務と実用例 │ (共著)
2.	2022/04/14	SDGs時代のサステイナビリティ学 │ ,144-156頁 (共著)
3.	2018/04	改訂版演習で学ぶLCA │ (共著)
4.	2014/01	化学便覧応用化学編第7版 │ ,143-145 (共著)
5.	2013/03	モノづくりと環境のマネジメント │ ,104-119頁 (共著)
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論文
1.	2023/05	Recycling or chemical stabilization? Greenhouse gas emissions from treatment of waste containing mercury under the Minamata Convention │ Journal of Material Cycles and Waste Management │ (共著)
2.	2023/02	企業におけるライフサイクルアセスメントの高度化 │ 日本包装学会誌 │ 32 (1),55-61頁 (単著)
3.	2022/05	Estimation of Greenhouse Gas Emissions of Petrol, Biodiesel and Battery Electric Vehicles in Malaysia Based on Life Cycle Approach │ Sustainability │ 14 (5783) (共著)
4.	2022/05	ライフサイクルアセスメント技法を用いたサプライチェーンリスク評価 │ Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan │ 29,163-168頁 (単著)
5.	2021/10	Risk assessment for adaptation to climate change in the international supply chain │ Journal of Cleaner Production │ 319,128785 (単著)
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学会発表
1.	2023/09	Interpretation of Social Life Cycle Assessment Results Based on Reference Scale and Impact Pathway Approaches: A Case of Fatal Occupational Accident Risk (LCM2023)
2.	2023/09	バイオ炭プロジェクトのカーボンクレジット算定方法分析 (第21回日本炭化学会研究発表会)
3.	2023/03	Life Cycle Assessment of Recycling on Mercury Collected from Spent Mercury Containing Products in Japan (The 3R International Scientific Conference on Material Cycles and Waste Management (3RINCs))
4.	2023/03	ソーシャル LCA へ向けた積み上げ法に基づくデータベース構築方法の検討 (第18回日本LCA学会研究発表会)
5.	2023/03	バイオ炭製炭時の熱利用および施用効果を考慮した有機栽培によるベビーリーフのカーボンフットプリント (第18回日本LCA学会研究発表会)
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受賞学術賞
1.	2018/08	International Conference on Biomass 2018 The Fifth Scientific Paper Award
2.	2016/03	The Institute of Life Cycle Assessment, Japan 奨励賞 (LCA実施基盤の開発と産業界における実践)
3.	2007/12	5th International Symposium on Environmentally Conscious Design and Inverse Manufacturing Best Presentation Award

科学研究費助成事業
1.	2022/04/01 ～ 2025/03/31	ライフサイクルを通じた環境・社会・経済的側面の統合的評価実施基盤の構築 │ 基盤研究(C)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2022/10 ～ 2023/03	セルロースナノファイバーのLife Cycle Assessment (LCA)等評価手法の検討及び評価 │ 競争的資金等の外部資金による研究
2.	2022/10 ～	大阪湾プラごみゼロを目指す資源循環共創拠点 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 共創の場形成支援プログラム（COI-NEXT）【地域共創分野】
3.	2020/04/01 ～	農産未利用バイオマスを活用したバイオ炭による農地土壌炭素貯留のグローカル研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 令和２年度農林水産研究推進事業委託プロジェクト研究農林水産分野における炭素吸収源対策技術の開発（農地土壌の炭素貯留能力を向上させるバイオ炭資材等の開発）
4.	2020/04 ～ 2023/03	ライフサイクル思考に基づく対策技術の導入に伴うトレードオフの解析 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 水俣条約の有効性評価に資するグローバル水銀挙動のモデル化及び介入シナリオ策定
5.	2018/04 ～ 2020/03	CLT（直交集成板）の製造コストを１／２にし、施工コストを他工法並みにする技術開発 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 革新的技術開発緊急展開事業（経営体強化プロジェクト）農業・食品産業技術総合研究機構

共同・受託研究実績
1.	2022/09 ～	使用済み紙おむつのリサイクルに関するLCA検討 │ 技術指導
2.	2021/12 ～ 2022/03	製品やサービスに係るカーボンフットプリント検証に関わる技術指導 │ 技術指導
3.	2021/10 ～	環境貢献対象製品のLCAを用いた環境指数の定量化支援、および製品認証の仕組み作りに関する技術指導 │ 技術指導
4.	2020/06 ～ 2021/03	自動車のライフサイクル評価に関わる技術指導 │ 技術指導
5.	2019/04 ～ 2020/03	リチウムイオン電池の循環シナリオに関わる技術指導 │ 技術指導
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2022/04/01 ～	JMOOC「ライフサイクルアセスメントの基礎：製品の一生を通じた環境影響の評価」
2.	2019/09/12 ～ 2019/09/12	高大連携企画『探究選択』スポット講義：立命館宇治中学校・高等学校

研究者からのメッセージ
1.	修士課程に関心のある方はまずはメールでご連絡ください。「LCAをマスターしたいが、研究対象が未定」という場合は遠慮なくご相談ください。社会人歓迎です。

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メールアドレス

科研費研究者番号
10620966

researchmap研究者コード
B000282049

外部研究者ID
ORCID ID
0000-0001-5123-5510