研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-08-19 14:56:37）　

ナカ　マキコ
仲　真紀子
NAKA MAKIKO

所属 OIC総合研究機構

職名教授

学歴
1.	1987/12 (学位取得)	お茶の水女子大学学術博士（お茶の水女子大学）
2.	～1979/03	お茶の水女子大学文教育学部心理学専攻卒業
3.	～1981/03	お茶の水女子大学大学院人文科学研究科心理学専攻修士課程修了
4.	～1984/03	お茶の水女子大学大学院　人間文化研究人間文化研究科人間発達学専攻博士後期課程単位取得満期退学

職歴
1.	2021/04/01 ～	立命館大学 OIC総合研究機構教授
2.	2017/04/01 ～ 2021/03/31	立命館大学総合心理学部教授
3.	2017/04/01	北海道大学名誉教授
4.	2003/10/01 ～ 2017/03/31	北海道大学大学院文学研究科教授
5.	1999/10/01 ～ 2003/09/30	東京都立大学人文科学研究科助教授
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委員会・協会等
1.	2017/10	日本学術会議連携会員
2.	2015/04 ～ 2017/03	日本学術振興会主任研究員
3.	2011/10 ～ 2017/09	日本学術会議第一部会員

所属学会
1.		日本教育心理学会
2.		日本心理学会
3.		日本認知心理学会
4.		日本発達心理学会
5.		法と心理学会

研究テーマ
1.	多専門連携による司法面接の実施を促進する研修プログラムの開発と実装
2.	大人と子どもの対話
3.	犯罪から子どもを守る司法面接法の開発と訓練

研究概要
多専門連携による司法面接法の開発と訓練事件，事故，虐待，いじめ等の被害の疑いのある子どもから話を聴くことは，容易なことではありません。子どもは暗示や誘導にかかりやすく，また，精神的二次被害を受けやすい，ということもあります。私達は，子どもにできるだけ負担をかけず，できるだけ正確な情報を多く引き出す面接法（司法面接：forensic interviews），ならびに訓練プログラムの研究と開発を行っています。現在は，多職種の専門家が連携して行う司法面接（協同面接）のプログラムの開発と実装に取り組んでいます。

現在の専門分野
新領域法学, 実験心理学 (キーワード：記憶，目撃証言，子どもの証言，司法面接，語彙獲得，対話)

著書
1.	2018	「子どもの司法面接　児童心理学の進歩2018年版」 │ ,25-50
2.	2017	「“Memory practice in society: Eyewitness memory in children and investigative interviews.”T. Tsukiura, and S. Umeda (Eds.) “Memory in Social Context: Brain, Mind, and Society」 │ ,297-308
3.	2017	「録音録画面接における子どもの供述—質問の仕方，カメラパースペクティブ，専門家証人が信用性判断に及ぼす効果—．上石圭一・大塚浩・武蔵勝宏・平山真理（編），現代日本の法過程ーその構造と動態ー宮澤節生先生古稀記念論文集（下巻）」 │ ,345-368
4.	2016	「Where developmental psychology meets the law: Forensic Interviews with witnesses and alleced child victims. Japan Soceiety of Developmental Psychology, Iwatate, S., Koyasu, M., Negayama. K. (Eds.), Frontiers in Developmental Psychology Resesarch: Japanese Perspectives.」 │ ,251-264
5.	2016	「コラム14　子どもから正確に話を聴くには．総合心理学部学びのガイドブック」 │ ,46
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論文
1.	2019	司法における多専門・多職種連携と心理学―外国人被告人の心理査定― │ 法と心理 │ 18 (1),56-62
2.	2019	子どもの司法面接・協同面接の現状と課題 │ 社会安全・警察学 │ 5,33-40
3.	2019	事情聴取における聴取者の発問タイプと被聴取者から得られる情報量の関連 │ 立命館人間科学研究 │ 38,47-57．
4.	2018	70周年シンポジウム第2部「隣接分野と法社会学の対話. 法と人間科学の歩み │ 法社会学 │ 84,96-115
5.	2018	岡田強志（企画）第11分科会. 現状と課題司法面接の実務と課題；司法面接の概要 │ 司法福祉学研究 │ 18,168-169.
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学会発表
1.	2019/07/09	子どものための司法面接最終回　虐待を打ち明けられたら
2.	2019/06/21	子どものための司法面接第19回　障害のある子どもへの調査
3.	2019/05/17	子どものための司法面接第18回　いじめの話を聞く（13）重大事態調査委員会による調査
4.	2019/04/19	子どものための司法面接第17回　いじめの話を聞く（12）面接の締めくくり
5.	2019/04/01	「司法面接」子どもから正確な証言を引き出す技術(10)面接の構造④適切な対応につなげる
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科学研究費助成事業
1.	2011/04 ～ 2016/03	子どもへの司法面接：面接法の改善その評価 │ 新学術領域研究
2.	2011/04 ～ 2016/03	法と人間科学 │ 新学術領域研究
3.	2005/04 ～ 2008/03	子どもの面接法-出来事を話すための語彙- │ 基盤研究(B)
4.	2001/04 ～ 2004/03	子どもによる出来事の想起とコミュニケーション(I)：面接場面の分析 │ 基盤研究(C)
5.	1999/04 ～ 2000/03	助数詞の獲得を支える言語的環境―母親との対話、大人他者との対話 │ 特定領域研究（公募研究）
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2017/04 ～ 2020/03	多専門連携による司法面接の実施を促進する研修プログラムの開発と実装「多種目連携による司法面接の推進と実事例支援」 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 戦略的創造研究推進事業（RISTEX)
2.	2015/11 ～ 2018/11	多専門連携による司法面接の実施を促進する研修プログラムの開発と実装 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 戦略的創造研究推進事業（社会技術研究開発）「安全な暮らしをつくる新しい公／私空間の構築」研究開発領域研究開発プロジェクト
3.	2008/10 ～ 2012/09	犯罪から子どもを守る　司法面接法の開発と訓練 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 戦略的創造研究推進事業（社会技術研究開発）研究開発領域「犯罪からの子どもの安全」研究開発プログラム「犯罪からの子どもの安全」
4.	2007/04 ～ 2009/03	人文科学における実証的研究者の育成拠点 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 文部科学省，大学院教育改革支援プロジェクト
5.	2005/04 ～ 2006/03	司法にかかわる人間の行動に対する心理・社会科学的アプローチ：実務支援のためのフィージビリティ・スタディ │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 北海道大学総長裁量経費
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社会における活動
1.	2018/06	発達心理学会常務理事
2.	2017/10	24期ー日本学術会議連携会員
3.	2015/10	法と心理学会理事長
4.	2013/06 ～ 2019/06	日本心理学会常務理事
5.	2013/06	認知心理学会常務理事
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研究者からのメッセージ
1.	仲研究室からのメッセージ仲研究室では，記憶やコミュニケーション，司法面接（被害の疑いのある児童への面接：被害事実確認面接，客観的聴取）の研究をしています。この領域に関心の有る方は，ぜひいらしてください。福祉や司法の専門家の方々も歓迎しております。一緒に司法面接の地平を広げましょう。

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