研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-07-11 10:26:06）

タケイ　テツロウ
武井　哲郎
TAKEI TETSURO

所属経済学部経済学科

職名准教授

学歴
1.	2015/10 (学位取得)	東京大学博士（教育学）
2.	2009/04～2012/03	東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻博士課程単位取得満期退学
3.	2007/04～2009/03	東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻修士課程修了修士（教育学）
4.	2003/04～2007/03	東京大学教育学部総合教育科学科卒業

職歴
1.	2016/04/01 ～	立命館大学経済学部准教授
2.	2012/04/01 ～ 2016/03/31	びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部助教
3.	2009/04/01 ～ 2012/03/31	日本学術振興会特別研究員

委員会・協会等
1.	2023/07 ～	日本教育政策学会理事
2.	2023/07 ～	日本教育政策学会常任編集委員
3.	2022/10 ～	日本特別ニーズ教育学会監事
4.	2021/11 ～	日本教育制度学会紀要編集委員
5.	2021/07 ～	日本教育経営学会紀要編集委員
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所属学会
1.		日本教育制度学会
2.		日本特別ニーズ教育学会
3.		日本教育学会
4.		日本教育行政学会
5.		日本教育政策学会
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研究テーマ
1.	「リスクの高い子ども」を包摂する官民協働の在り方に関する探索的研究
2.	「開かれた学校」が子どもの学びや育ちに及ぼす影響を探る実証的研究

研究概要
子どもの最善の利益を保障するための教育制度とは？教育分野での「連携」や「協働」に関して次の二つの観点から研究を進めている。第一に、「開かれた学校」の推進が子どもの学びや育ちに対してもたらす影響を、功罪両面から探求している。第二に、子どもの特別な教育的ニーズを充足するという観点から「官民協働」の意義を問い直す研究を行っている。いずれの研究も、子どもの最善の利益を保障するため、学校の「内」と「外」がどのように連携ないし協働すべきかを探るものである。

現在の専門分野
教育学 (キーワード：開かれた学校、インクルーシブ教育、オルタナティブ教育、マイノリティ、ボランティア)

著書
1.	2022/10/30	不登校の子どもとフリースクール――持続可能な居場所づくりのために │ (共著)
2.	2020/03	貧困・外国人世帯の子どもへの包括的支援――地域・学校・行政の挑戦 │ ,123-177 (共著)
3.	2017/02	「開かれた学校」の功罪ーボランティアの参入と子どもの排除／包摂 │ (単著)
4.	2021/05	小学校教育用語辞典 │
5.	2021/03	校則、授業を変える生徒たち　開かれた学校づくりの実践と研究 │ ,231-245頁 (共著)
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論文
1.	2023/06	フリースクール経営のリアリティ分析とその意義・限界 │ 日本教育経営学会紀要 │ (65),140-141頁 (単著)
2.	2023/03	「チームとしての学校」の先駆的実践・研究に学ぶ │ 立命館経済学 │ 71 (6),128-136頁 (単著)
3.	2023/03	「公正で質の高い教育」の実現に向けたICT支援員の役割（第３部第４章） │ 公正で質の高い教育を目指したＩＣＴ活用の促進条件に関する研究：全国調査及び政令指定都市調査の分析（国立教育政策研究所令和元-4年度プロジェクト研究「高度情報技術の進展に応じた教育革新に関する研究」中間報告書３） │ ,277-282頁 (単著)
4.	2022/10/15	コロナ禍における不登校とフリースクール――官／民および教育／福祉の境界がゆらぐなかで │ 日本教育行政学会年報 │ (48),196-200頁 (単著)
5.	2022/07	拡張する教育空間における民間事業者の位置―セーフティネットとしてのフリースクールに着目して │ 日本教育政策学会年報 │ (29),53-66頁 (共著)
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その他
1.	2023/04	フリースクールという居場所 │ 教職研修 │ (608),94-95頁 (単著)
2.	2007	生徒会交流会を見学して--学校評価懇話会に対する生徒の声を中心に │ 高校のひろば │ 63,28-31頁 (単著)

学会発表
1.	2022/12/04	居場所づくりと公費助成――教育行政学の視点から (日本科学者会議第24回総合学術研究集会【F1】分科会：社会的ひきこもり・不登校)
2.	2022/09/03	多様な学びのニーズに応えるフリースクールの実態とその課題 (日本学習社会学会第19回大会課題研究１「子どもの多様な学びを支える新たなアプローチ―個別最適な学びと協働的な学びの可能性―」)
3.	2022/08/12	コロナ禍における不登校とフリースクール―官／民および教育／福祉の境界がゆらぐなかで (日本教育行政学会課題研究Ⅰ「緊急事態に直面する教育行政・教育行政学の課題（２）―新型コロナ禍に見る教育統治・領域間行政―」)
4.	2022/06/03	フリースクール経営のリアリティ分析とその意義・限界 (日本教育経営学会第62回大会若手研究者のための研究フォーラム)
5.	2022/04/22	不登校児童生徒の権利保障と官民の連携―非営利型民間フリースクールの位置づけに着目して (心理科学研究会　2022年春の研究集会)
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その他研究活動
1.	2023/05/14	【レビュアー】居場所づくりの専門性と制度化をめぐるジレンマ（２冊の本が問う子ども若者支援～居場所づくり／学習支援／ユースワーク） (オンライン)
2.	2023/03/11	【共催・話題提供】公開研究会「フリースクールの運営とお金」 (大阪大学吹田キャンパス)
3.	2023/02/05	【話題提供】就職と研究の両立可能性 (若手研究者の多様なキャリアを考える交流会)
4.	2022/05	【報告書】「多様な学びの場における自己評価・相互評価の実践記録と内容分析～兵庫県のオルタナティブ・スクールで行われた取り組みから～」（研究代表者）
5.	2022/03	【自著紹介】柏木智子・武井哲郎編著（2020）『貧困・外国人世帯の子どもへの包括的支援―地域・学校・行政の挑戦』晃洋書房 (『教育行財政研究』第49号、pp.49-51)
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受賞学術賞
1.	2021/10/24	日本特別ニーズ教育学会文献賞

科学研究費助成事業
1.	2022/04/01 ～ 2025/03/31	「非営利型」民間フリースクールの持続可能な運営システムの解明と検証 │ 基盤研究(C)
2.	2021/04/01 ～ 2024/03/31	学校経営コンサルティング型組織開発－リアリティを追究する教育実践研究の再構築 │ 基盤研究(B) (キーワード：組織開発, コンサルテーション, 臨床的アプローチ, 学校経営, 教育実践)
3.	2020/04 ～ 2023/03	オルタナティブ教育の中間支援組織に関する横断的・縦断的研究 │ 基盤研究(C) (キーワード：地域間比較, オルタナティブ教育, 中間支援組織)
4.	2018/06 ～ 2021/03	福祉的再編を基軸とした次世代型公教育システムの開発 │ 挑戦的研究(萌芽) (キーワード：デモクラシー, 福祉的再編, 次世代型公教育システム, ウェルビーイング(well-being), コンピテンシー, 公教育, 多様な教育機会, インクルージョン, ウェルビーイング)
5.	2018/04 ～ 2021/03	ネットワーク型ガバナンスの展開が日本の学校文化へ及ぼす影響に関する実証的研究 │ 若手研究
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2020/10 ～ 2021/12	非営利型民間フリースクールの経営戦略に関する開発的研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 児童・少年の健全育成実践的研究助成（１年助成）

共同・受託研究実績
1.	2023/04 ～ 2026/03	「子ども・若者の育ちの場」が地域と共に育つための評価方法の開発 │ 受託研究

研究高度化推進制度
1.	2016/08 2017/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- ｢開かれた学校｣の功罪-ボランティアの参入と子どもの排除/包摂-

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2017/09	（教）教職実践演習において、教職に必要となる力量のうち各自に欠けている部分を補うべく、受講生に「研修プログラム」の策定・実施を求め、アクティブな学びが実現できるよう努めた。
2.	2017/04	（教）教育課程論において「反転授業」を行っている。具体的には（１）事前に課題文献を指定し、（２）授業の冒頭で文献の内容に基づく課題を提示、（３）その後の授業は文献の内容をより深く学ぶ機会としている。
3.	2016/04	（教）教職概論において、毎回、自作の授業資料を作成し、リアクションペーパーに基づく形成的な評価を行っている。

社会における活動
1.	2022/09 ～ 2023/07	滋賀県教育振興基本計画審議会　委員
2.	2021/04 ～	滋賀県教育委員会 CSアドバイザー
3.	2021/04 ～	滋賀県教育委員会「学校を核とした地域力強化プラン推進協議会」委員
4.	2019/10 ～ 2020/03	大津市教育振興基本計画／教育大綱策定懇話会委員
5.	2018/10 ～ 2019/03	野洲市教育振興基本計画　策定委員
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