研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-01-06 21:01:48）　

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アリタ　セツコ
有田　節子
ARITA SETSUKO

所属言語教育情報研究科

職名教授

その他所属
1.	衣笠総合研究機構国際言語文化研究所
2.	文学研究科
3.	文学部日本文学研究学域

学歴
1.	～1994/03	京都大学大学院文学研究科言語学専攻博士後期課程単位取得満期退学
2.	～2004/03	京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻言語学専修博士後期課程修了
3.	2004/03 (学位取得)	博士（文学）京都大学
4.	～1984/03	大阪外国語大学外国語学部イスパニア語学科卒業
5.	～1991/03	大阪外国語大学大学院外国語学研究科日本語学専攻修士課程修了

職歴
1.	2017/04/01 ～ 2019/03/31	立命館大学大学院言語教育情報研究科副研究科長
2.	2015/04/01	立命館大学大学院言語教育情報研究科教授
3.	2010/04/01 ～ 2012/03/31	大阪樟蔭女子大学教育開発機構長
4.	2006/10/01 ～ 2007/09/30	Northwestern University（アメリカ合衆国）言語学科客員研究員
5.	2005/04/01 ～ 2014/03/31	大阪樟蔭女子大学学芸学部教授
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委員会・協会等
1.	2019/04/01 ～	日本語文法学会　学会誌委員会
2.	2018/04 ～ 2021/03/31	日本言語学会事務局長
3.	2016/06 ～ 2019/03/31	日本語学会常任査読委員
4.	2015/04 ～ 2018/03	日本言語学会常任委員
5.	2015/04	日本言語学会評議委員
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所属学会
1.		関西言語学会
2.		日本言語学会
3.		日本語学会
4.		日本語教育学会
5.		日本語文法学会
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研究テーマ
1.	九州方言における条件表現とモダリティ表現の体系性に関する実証的研究
2.	外国ルーツ高校生のリテラシー教育のための基礎的研究
3.	日本語のテンス・アスペクトに関する意味論的研究
4.	日本語非母語話者の日本語教師のための日本語学
5.	発話冒頭に出現する助詞に関する研究:　話し言葉特有の現象の解明
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研究概要
推論過程の言語化に関する理論的・実証的研究推論過程の言語化における地域語のダイナミクスを解明するために、中央語とは異なる方言固有の形式を豊富に持つ九州地方の方言を対象に詳細かつ包括的な調査を実施しています。日本語には、推論過程を明示する形式が細分化されています。たとえば、条件を表す基本的形式が少なくとも４形式あるとされています。標準語のみならず、方言においても複数の形式が認められます。標準語と共通する形式が全国的に分布する一方で、方言固有の形式もあり、九州では、特に、方言固有の推論形式が豊富です。九州地域に限定して現れ、しかも、地域毎に用法にずれがあることがわかっており、方言固有の形式がどのように発展し、今にいたったかを現地に出向いて調査すると同時に、日本語史研究者と共に地域の文献資料をひもとくことにより明らかにしつつあります。

現在の専門分野
言語学, 日本語学, 日本語教育 (キーワード：言語学　日本語学　日本語教育学)

著書
1.	2009	「Japanese Modality: Exploiting its Scope and Interpretation」 │ ,117-149
2.	2007	「日本語条件文と時制節性」
3.	2001	「日本語セルフマスターシリーズ　条件表現」 │ ,1-86
4.	2006	「条件表現の対照」 │ ,127-150,3-28
5.	1993	「日本語の条件表現」 │ ,41-71,225-278
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論文
1.	2019/06	国語教科書における連体修飾節構造 ―外国ルーツ高校生の日本語リテラシー教育のための基礎調査― │ KLS Selected Papers │ 1
2.	2018/09	仁田義雄著『文と事態類型を中心に』 │ 日本語文法 │ 18 (1),29-37
3.	2018/05	Japanese clause classification annotation on the `Balanced Corpus of Contemporary Written Japanese' │ Proceedings of Asian Language Resources │ 13
4.	2017	『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に対する節の意味分類情報アノテーション ―基準策定、仕様書作成の必要性について― │ 言語資源活用ワークショップ発表論文集 │ 1,336-346
5.	2016/03	日本語教育における(ノ）ナラ条件文の扱いについて　－認識的条件文の重要性－ │ 言語科学研究 │ 6
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学会発表
1.	2024/12/14	佐賀西部方言の条件節の時制とモダリティ（口頭発表，一般）
2.	2024/07/27	日本語条件節の時制とモダリティ（口頭発表，特別・招待講演等）
3.	2024/03/09	Conditional Constructions in Japanese and Spanish from the Perspective of Contextual Dependency （口頭発表，一般）
4.	2023/12/17	The expression of logical relationships in Japanese through the use of tense and modality in complex sentences （口頭発表，特別・招待講演等）
5.	2023/11/12	条件節の脱従属化:順接仮定条件表現形式「ギ」を中心に（シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション等）
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その他研究活動
1.	2017/03/03 ～ 2017/03/03	日本語の助詞について学ぼう (ホーチミン市師範大学)
2.	2016/07/30 ～ 2016/07/30	日本語の構造から見たト、バ、タラ、ナラ (にほんご茶論)
3.	2013/04/01 ～ 2014/09/30	NHKアーカイブズ学術利用研究関西トライアルⅡ　「発話の冒頭に現れる提題助詞に関する実証的研究―日本人の新しいコミュニケーションスタイルの解明に向けて―」研究代表者
4.	2009 ～ 2009	進行しつつある日本語の変化ー「は」の新用法− (大阪樟蔭女子大学国文学科・日本語研究センター公開シンポジウム「日本語のヴァリエーションをめぐって」)
5.	2006 ～ 2006	因果関係と日本語表現 (長崎純心大学日本語教育公開講座)
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講師・講演
1.	2023/04/01	A Comparative Study of Tense and Modality in Conditional Clauses in Standard Japanese and the Dialects of Kyushu (online)

科学研究費助成事業
1.	2019/04 ～ 2021/03	空間認知からの時間生成 │ 新学術領域研究
2.	2019/04 ～ 2024/03	推論過程の言語化における地域語のダイナミクスに関する研究:九州方言を中心に │ 基盤研究(B)
3.	2015/04 ～ 2017/03	近代語コーパスに対する統語情報アノテーションの基準策定 │ 挑戦的萌芽研究
4.	2015/04 ～ 2018/03	九州方言における推論過程の言語化に関する実証的・理論的研究 │ 基盤研究(C)
5.	2012/04 ～ 2015/03	九州方言における条件表現の体系性に関する実証的研究 │ 基盤研究(C)
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共同・受託研究実績
1.	2017/04/01 ～ 2018/03/31	高校生作文における複文構造 ―外国人・日本人高校生作文と国語教科書の複文の傾向 │ その他の補助金・助成金

授業科目
1.	J07-日本語学(文法)
2.	J09-日本語教育学の諸問題
3.	R01-研究基礎論1
4.	R01-研究基礎論1
5.	R01-研究基礎論1
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