研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-02-08 12:46:38）

ナガノ　アキノリ
長野　明紀
NAGANO AKINORI

所属スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科

職名教授

その他所属
1.	スポーツ健康科学研究科

学歴
1.	～2001/08	アリゾナ州立大学学際的博士課程プログラム（運動科学）博士課程修了 Ph.D.
2.	～1996/03	東京大学教養学部基礎科学科第Ⅱ 卒業学士（教養）
3.	～1998/03	東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修士課程修了修士（学術）

職歴
1.	2010/04/01 ～ 2014/03/31	神戸大学大学院システム情報学研究科准教授
2.	2009/09/01 ～ 2010/03/31	神戸大学大学院工学研究科准教授
3.	2007/09/01 ～ 2009/08/31	神戸大学大学院工学研究科講師
4.	2006/12/01 ～ 2007/08/31	アバディーン大学医科学部講師
5.	2004/04/01 ～ 2006/11/30	理化学研究所、基礎科学特別研究員
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委員会・協会等
1.	2009/04	日本バイオメカニクス学会理事

所属学会
1.		アメリカバイオメカニクス学会
2.		バイオメカニズム学会
3.		国際バイオメカニクス学会
4.		日本トレーニング科学会
5.		日本バイオメカニクス学会
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資格・免許
1.	2020	応用情報技術者
2.	2020	CG-ARTS CGエンジニアエキスパート
3.	2020	CG-ARTS 画像処理エンジニアエキスパート
4.	2011	第一種衛生管理者

研究テーマ
1.	インテリジェントな運動支援システムの研究開発
2.	スポーツ動作のパフォーマンス向上に関する研究
3.	人間の動作生成メカニズムに関する研究
4.	人間の運動制御機構に関する研究

研究概要
人間の動作生成メカニズムに関する研究人間の動作生成のメカニズムについて、実験的データ取得とコンピューターシミュレーションを用いた研究を推進しています。実験的なデータ取得については、主として小型・軽量・ウェアラブルなセンサを用いて、精確なデータを拘束の少ない条件下で取得し、得られたデータを統合・分析することで動作生成のメカニズムを考察しています。コンピューターシミュレーションを用いた研究においては、人間の筋骨格系の詳細なモデルを構築し、順動力学・逆動力学の双方を用いたシミュレーションと考察を行っています。

現在の専門分野
生体医工学・生体材料学, リハビリテーション科学・福祉工学, スポーツ科学, 応用健康科学, 知能機械学・機械システム (キーワード：バイオメカニクス、バイオサイバネティクス、スポーツ科学)

著書
1.	2019	筋骨格系シミュレーションモデルの開発. 進化する筋肉研究の新展開. │ ,57-66 (共著)
2.	2017	人間に適応するトレッドミルの制御. ロボット制御学ハンドブック. │ (共著)
3.	2017	走行トレーニングのバイオフィードバック制御. ロボット制御学ハンドブック. │ (共著)
4.	2015	Evaluation of Achilles tendon length changes in humans. In: Achilles Tendon: Biomechanics, Disorders and Clinical Implications │ (共著)
5.	2011/05	バイオメカニクス－人体運動の力学と制御 │ (共著)
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論文
1.	2022	Control of structural redundansy from the head to trunk in the human upright standing revewaled using a data-driven approach. │ Scientific Reports │ 12,13164 (共著)
2.	2022	Ground reaction force and electromyograms of lower limb muscles during fast walking. │ Frontiers in Sports and Active Living │ 4,1055302 (共著)
3.	2022	コミュニケーションアプリの開発と重度失語症者1症例に対する介入効果の検討（症例報告）. │ 言語聴覚研究 │ 19 (4),356-364頁 (共著)
4.	2021	Association between patellar tendon moment arm and running performance in endurance runners. │ Physiological Reports │ 9 (15),14981 (共著)
5.	2021	Association between plantar flexor muscle volume and dorsiflexion flexibility in healthy young males: ultrasonography and magnetic resonance imaging studies. │ BMC Sports Science, Medicine and Rehabilitation │ 13 (8) (共著)
全件表示（136件）

学会発表
1.	2022	Ground reaction force and electromyograms of lower limb muscles during fast walking. (2020 ACSM Annual Meeting)
2.	2022	How to control the cane effectively to prevent the osteoarthritis of the hip and knee joints. (17th International Symposium of 3-D Analysis of Human Movement)
3.	2021	110メートルハードル男子選手における大腿部筋と膝蓋腱サイズに非対称性があるか？ (第76回日本体力医学会大会)
4.	2021	A New three-dimensional musculoskeletal model of Australopithecus afarensis. (The 90th Annual Meeting of the American Association of Physical Anthropology)
5.	2021	ファストウォーキング時の地面反力および下肢の筋活動. (第76回日本体力医学会大会)
全件表示（265件）

受賞学術賞
1.	2004	日本バイオメカニクス学会日本バイオメカニクス学会学会賞

科学研究費助成事業
1.	2013/04 ～ 2016/03	スマートフォンを用いたマーカーレスモーションキャプチャーによる動作評価と訓練支援 │ 挑戦的萌芽研究
2.	2013/04 ～ 2015/03	スマートフォンを用いたマーカーレスモーションキャプチャーによる動作評価と訓練支援 │ 挑戦的萌芽研究
3.	2012/04 ～ 2015/03	高速計算を用いた力学的ストレスのリアルタイム評価に基づく下肢障害の予防と訓練 │ 若手研究(A)
4.	2012/04 ～ 2014/03	高速計算を用いた力学的ストレスのリアルタイム評価に基づく下肢障害の予防と訓練 │ 若手研究(A)
5.	2009/04 ～ 2012/03	バーチャルリアリティを用いた姿勢制御及び歩行能力評価システムの構築 │ 若手研究(B)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2013/04 ～ 2014/03	An intelligent treadmill system for running training: control of belt speed and biofeedback. │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 内藤記念若手研究者海外派遣助成金.
2.	2012/04 ～ 2013/03	使用者の意図を推定するインテリジェント・トレッドミルの開発とこれを用いた運動効果の検証. │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 第３４回公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団学術研究.
3.	2004/04 ～ 2006/03	コンピューター・シミュレーションを用いたヒト運動動作の研究. │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 独立行政法人理化学研究所基礎科学特別研究員研究費.
4.	2000/07 ～ 2001/06	The role of afferent feedback in the control of hopping: an experimental and computer simulation study. │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ International Society of Biomechanics Matching Dissertation Grant Program.

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2014/09	大学院科目「バイオメカニクス特論」にてプログラミング言語 Python を活用した授業を展開している。分野に特有の膨大な時系列データ・画像データを処理し、独自の考察を行う実力を身につける事を到達目標としている。
2.	2014/04	学部３回生科目「スポーツサイバネティクス論」の授業において、インタラクティブシートを活用している。毎回受講生に授業の感想・疑問点等を記入させ、極力次回の授業時にレスポンスしている。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2015/11 ～ 2015/11	高校等の模擬講義：北千里高校模擬講義　最先端のスポーツ科学
2.	2015/10 ～ 2015/10	高大連携講義：立命館宇治高校「キャリアナビ＋R　Ⅱ」を担当。
3.	2014/10 ～ 2014/10	高校等の模擬講義：最先端のスポーツ科学：身体運動メカニズムの科学的な理解

研究者からのメッセージ
1.	研究室について 2014年4月に立ち上がった研究室です。常に新しい技術を取り入れて面白い仕事をしていこうと考えています。共同研究、大学院・ゼミでの研究など、興味をお持ち頂けましたら気軽にコンタクトをお願い致します。

ホームページ
http://www.ritsumei.ac.jp/~aknr-ngn/index.htm