研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-11-20 19:36:04）

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ハガイ　サオリ
羽谷　沙織
HAGAI Saori

所属国際教育推進機構

職名准教授

学歴
1.	～2002/03	名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士前期課程修了
2.	～2008/03	名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程単位取得満期退学
3.	～2000/03	立命館大学国際関係学部、国際関係学科卒業
4.	2002/03 (学位取得)	名古屋大学修士（教育学）
5.	2000/03 (学位取得)	立命館大学学士（国際関係学）

職歴
1.	2013/04/01	准教授（任期の定めなし）
2.	2010/01/01 ～ 2013/03/31	准教授（任期制）
3.	2009/09/01 ～ 2009/12/31	東洋大学アジア文化研究所リサーチアシスタント（RA）「東アジア東南アジア諸国にみる経済発展と都市化による伝統文化の変容」
4.	2009/09/01 ～ 2010/03/03	愛知東邦大学人間学部非常勤講師（生徒進路指導論、教育課程論）
5.	2009/09/01 ～ 2010/03/31	名古屋女子大学文学部非常勤講師（教育学概論)
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委員会・協会等
1.	2022/11/01 ～ 2024/10/31	日本国際教育学会　学会賞委員会幹事
2.	2019/04 ～ 2021/03	立命館大学国際部副部長
3.	2018/04	国際教育研究フォーラム事務局
4.	2018/04	東南アジア教育研究フォーラム事務局
5.	2018/04	立命館大学 UBC-AIP コーディネーター
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所属学会
1.		国際開発学会
2.		東洋音楽学会
3.		日本比較教育学会
4.		舞踊学会

研究テーマ
1.	Ideologies inside Textbooks: Vietnamization and Re-Khmerization of Political Education in Cambodia during 1980s
2.	Who are the caretakers of tradition in Khmer Classical Dance? : Transgression, Gender and Cambodia’s first gay dance company
3.	アセアン統合とカンボジアの市民性教育に関する研究
4.	カンボジアにおける舞踊とその教育に関する研究―『クメール文化』の創出―
5.	ポスト・コンフリクト下カンボジアにおける自国史の再編

研究概要
Who are the stewards of tradition in Khmer classical dance? Gender, transgression and Cambodia’s first gay dance company My latest research explores the boundaries of Khmer classical dance in the context of gender consciousness and the growing disposition toward social forms of transgression in Cambodia. Conventionally, classical dance in Cambodia is known as royal court dance and, as such, is often described as a mirror to heaven that reflects society’s noble expressions of beauty, identity and order. Historically, these expressions have been associated with female dancers, grace and femininity. The first of these characteristics has come under scrutiny since at least 2015, when Prumsodun Ok established Cambodia’s first openly gay dance company “Prumsodun Ok & NATYARASA”. Not only does this group’s very existence transgress the boundaries of the dance, but it also raises broader questions about who may serve as legitimate stewards of national art forms, and whether the alternativeness represented by LGBTQ is, in fact, contrary to Khmer tradition or represents an appropriate juncture along the trajectory of gender pluralism.

現在の専門分野
身体教育学, 人文地理学, 教育学, 教育社会学 (キーワード：カンボジア、地域研究、舞踊教育、古典舞踊、教育、教育開発、女性、ダークツーリズム、アセアン統合、ジェンダー、カンボジア初ゲイ古典舞踊団)

著書
1.	2023/02/04	Citizenship Education in Cambodia: National and Regional ASEAN Citizenship Education in Post-Conflict Contexts │ Citizenship Education in the ASEAN Community │ 1,67-84頁 (単著)
2.	2021/03/05	比較教育学と国際教育のはざまで │ 若手研究者必携　比較教育学のアカデミック・キャリアー比較教育学を学び人の多様な生き方・働き方 │ 1 (単著)
3.	2021/02/19	カンボジアーSDGs時代における新しい教育的取り組み │ アジア教育情報シリーズ　東南アジア編 │ 2,109-122頁 (単著)
4.	2017/02	カンボジアの市民性教育―大人と若者のアセアン意識の世代間相違」『アセアン共同体の市民性教育』 │ ,51-81 (単著)
5.	2008/11	「国際援助機関のEFA達成をめぐる戦略とポリティクス」『途上国における基礎教育支援（下）』 │ ,82-118
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論文
1.	2023/02/01	Localizing transnational norms in Cambodia: cases of ESD and ASEAN citizenship education │ Compare: A Journal of Comparative and International Education │ 53 (1) (共著)
2.	2021/11/30	フランス植民地期におけるカンボジア宮廷舞踊と舞踊継承の学校教育化 │ アジア教育 │ 15,9-21頁 (単著)
3.	2021/07/31	カンボジア古典舞踊ロバム・ボランの継承にみる芸道的徒弟教育 ―王立芸術大学とディアスポラ民間舞踊学校の比較から― │ 比較教育学研究 │ 63,134-155頁 (単著)
4.	2021/01/05	カンボジア古典舞踊ロバム・ボランの継承におけるクメール系ディアスポラの影響 │ 立命館大学人文科学研究所紀要 │ 125,315-341頁 (単著)
5.	2020/03	大学内における学生の正課外活動への支援体制と課題 - BBPでの実践を題材に- │ 立命館高等教育研究 │ 20 (単著)
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学会発表
1.	2022/11/18	The Polished Veneer of Women’s Empowerment in Cambodian Higher Education: Uneven Progress in Overcoming Structural Challenges (5th WCCES Symposium JECS international webinar ”Reverse Gender Gap” in Tertiary Education in Southeast Asia: Progress against Global Discourse)
2.	2022/10/01	比較教育学とアカデミック・キャリアーワーク・ライフ・インテグレーションのはざまで (比較教育学研究―三大学合同セミナー（名古屋大学、九州大学、京都大学）)
3.	2022/06/26	カンボジアの高等教育におけるジェンダー・ギャップと女性をめぐるディスコース再考 ―「白い布」か「宝石」か― (日本比較教育学会　課題研究Ⅱ　高等教育のリバース・ジェンダー・ギャップ（RGG）―東南アジアの国際比較ー)
4.	2021/11/06	カンボジア古典舞踊ロバム・ボランにおける舞踊継承の学校教育化と変容 (アジア教育学会第16回大会)
5.	2021/10/10	仏領期カンボジアにおける文化政策と宮廷舞踊の学校化 (日本国際教育学会第32回研究大会自由研究発表Ⅱ第6分科会)
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その他研究活動
1.	2021/10/21	日本フード・アクティビスト研究会における研究発表「カンボジアにおける食・（非）貧困・教育」 (オンライン)
2.	2019/12/14	アジアを中心とする国際高等教育の展開と大学の役割－持続可能な社会実現（SDGs）のための知の創生と人材育成－（講師　杉村美紀　上智大学グローバル化推進担当副学長　総合人間科学部教育学科教授）（モデレーター羽谷沙織） (立命館大学　衣笠キャンパス)
3.	2019/10/25 ～ 2019/10/25	華頂女子高等学校における出前授業「伝統を担うのは誰か？―カンボジア古典舞踊が担う新しいクメール文化の形」 (華頂女子高等学校、京都市東山区)
4.	2019/09/09	Introduction Workshop "Who serves as legitimate stewards of Khmer classical dance?-tradition and Modernity" (targeting both students of Paññāsāstra University of Cambodia and Ritsumeikan University) (Paññāsāstra University of Cambodia, Phnom Penh)
5.	2019/07/03 ～ 2019/07/04	カンボジア初のゲイ古典舞踊団創設者プルムソドゥン・アオク特別講演ーカンボジア舞踊にみる伝統と社会変容（実技ワークショップ含む） (立命館大学衣笠キャンパス& BKCキャンパス Beyond Borders Plaza)
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受賞学術賞
1.	2006/11	2006年度　大学婦人協会　ルル・ホームズ賞
2.	2003/03	平和中島財団平和中島財団「日本人留学生奨学生」 (平和中島財団「日本人留学生奨学生」採用（2003年3月）（2003年5月～2005年9月　カンボジア王立プノンペン大学の客員研究員)

科学研究費助成事業
1.	2022/04/01 ～ 2025/03/31	越境通学児童の実証的比較研究－国境の透過性および国民形成との関係を中心に－ │ 基盤研究(B)
2.	2022/04/01 ～ 2025/03/31	学校事務職員の専門性に関する国際比較研究 │ 基盤研究(B)
3.	2022/04/01 ～ 2026/03/31	高等教育における「リバース・ジェンダー・ギャップ」現象―東南アジアの国際比較 │ 基盤研究(B)
4.	2021/04/01 ～ 2025/03/31	カンボジア古典舞踊ロバム・ボランの継承におけるクメール系ディアスポラの貢献 │ 基盤研究(C) (キーワード：カンボジア / ロバム・ボラン / プルムソドゥン・アオク / ソピリン・チアム・シャピーロ / 継承)
5.	2020/04/01 ～ 2022/03/31	グローバルなアジア世界の共生を志向するポリフォニック・ツーリズム（多声的観光） │ 基盤研究(C)
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2010 ～ 2010	1980年代社会主義ヘン・サムリン政権下における教科書のなかのポル・ポト │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 立命館大学　2010年度研究推進プログラム「若手･スタートアップ」
2.	2008 ～ 2008	クメール古典舞踊教育 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 豊秋奨学会　研究者海外渡航費
3.	2003 ～ 2005	カンボジアの舞踊教育 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 平和中島財団

共同・受託研究実績
1.	2017/04 ～ 2018/03	ロッテ財団2017年度奨励研究助成「アジアにおける地域農業振興の道具としてのGIの潜在力：日本とカンボジアの比較から」（研究代表者　京都大学　フォイヤー・ハート） │ 共同研究

研究高度化推進制度
1.	2010/06 2011/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：若手研究 1980年代社会主義ヘン・サムリン政権下における教科書のなかのポル･ポト

教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2019/10 ～ 2019/10	高校等の模擬講義：華頂女子高等学校における出前授業「伝統を担うのは誰か？―カンボジア古典舞踊が担う新しいクメール文化の形」
2.	2015/08 ～ 2015/08	広島大学International Network of Universities（INU）における国際学生会議
3.	2013/08 ～ 2013/08	広島大学International Network of Universities（INU）における国際学生会議
4.	2012/10 ～ 2012/10	立命館大学・JICAカンボジア地方自治研修
5.	2012/09 ～ 2012/09	高校等の模擬講義：第2回高校生のための「プレゼンテーション技法研修」連続研修の第2回目。文化祭にむけて作成したスピーチ原稿を題材に、魅力的なプレゼンテーションを実施するための技法を指導した。
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