研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-02-22 11:11:07）

タバタ　イズミ
田畑　泉
TABATA Izumi

所属スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科

職名教授

その他所属
1.	スポーツ健康科学研究科
2.	総合科学技術研究機構スポーツ健康科学総合研究所

学歴
1.	～1980/04	東京大学教育学部体育学健康教育学科卒業
2.	～1982/04	東京大学教育学研究科体育学専攻修士課程修了
3.	1993/03 (学位取得)	博士（教育学） (教育学)
4.	～1986/03	東京大学教育学研究科体育学博士課程中退

職歴
1.	2010/04	立命館大学スポーツ健康科学部教授
2.	2006/04 ～ 2011/03	独立行政法人国立健康・栄養研究所健康増進プログラムリーダー
3.	2003/04 ～ 2006/03	独立行政法人国立健康・栄養研究所健康増進部部長
4.	2002/04 ～ 2003/03	独立行政法人国立健康・栄養研究所運動生理指導研究室室長
5.	1999/04 ～ 2002/03	鹿屋体育大学体育学部教授
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委員会・協会等
1.	2012/04 ～ 2019/09	日本体力医学会理事
2.	1993/04 ～ 2018/12	日本生理学会評議員
3.	1999/05 ～	American College of Sports Medicine Fellow
4.	2003/04 ～ 2018/03	日本栄養改善学会評議員
5.	2003/04 ～ 2005/03	厚生労働省　健康局日本人の栄養所要量-食事摂取基準-策定委員会委員及びエネルギーワーキンググループ取りまとめ
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所属学会
1.		American College of Sports Medicine
2.		日本体育学会
3.		日本体力医学会

研究テーマ
1.	生活習慣病予防に必要な身体活動・運動・体力に関する疫学的研究
2.	競技力向上のためのトレーニング方法に関する研究
3.	運動による大腸がん発症予防機序に関する基礎的研究

研究概要
健康増進、生活習慣病、さらにスポーツの競技力向上に資する身体活動・運動に関する研究身体活動・運動・スポーツに関して、従来、運動・トレーニングはスポーツの競技力向上や体力の向上に資するとことより、文化としてのスポーツを国民が楽しく行い、また、その結果、高齢期の生活の質が高まることが知られている。一方、最近では、糖尿病・脳卒中やがんなどの生活習慣病の発症予防に身体活動・運動・スポーツが効果的あるという科学的証拠が集積されている。これまでの、職歴から、小生は、身体活動・運動・スポーツの両方の観点から研究を行っている。まず、前者の観点からは、運動で消費されるエネルギーであるATPを再合成する有酸素性エネルギー供給機構と無酸素性エネルギー供給機構の両方の機能を向上させる効果的なトレーニング方法の開発を行っている。後者の観点からは、大規模なコホートを作成し、エクササイズガイド2006（厚生労働省）で示された生活習慣病発症予防に必要と思われる身体活動量・運動量・体力が実際に効果があるかということを明らかにする研究を行っている。さらに、実験動物を用いて運動トレーニングが骨格筋の糖代謝能に及ぼす効果や、大腸がんの発症予防機序に関する基礎的研究を行っている。また日本人の食事摂取基準の策定のための、エネルギー代謝に関する研究を行っている。

現在の専門分野
身体教育学, スポーツ科学, 応用健康科学, 環境生理学（含体力医学・栄養生理学） (キーワード：身体活動　運動　生活習慣病　トレーニング　エネルギー代謝　がん　食事摂取基準　骨格筋ミトコンドリア　最大酸素摂取量)

著書
1.	2022/09/15	1日4分世界標準の科学的トレーニング今日から始める「タバタトレーニング」 (ブルーバックス) │ (単著)
2.	2022/07/01	Tabata Training-The science and history of HIIT │ (単著)
3.	2020/07	扶桑社新書「4分で身体は変えられる」の科学～なぜ短時間・高強度運動が人気なのか？ │ (単著)
4.	2019/08	噂のタバタトレーニング │ (単著)
5.	2018/02	疲労と身体運動 │ ,40-43, 182-185 (共著)
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論文
1.	2022/12/01	HIITとは？　～タバタトレーニングを中心に～ │ Strength and Conditioning Journal │ 29 (10),5-11頁 (単著)
2.	2022/08/01	若年男性陸上長距離選手における疲労骨折の危険因子に関する研究－トレーニングの量と強度の観点から－ │ 体力科学 │ 71 (4),319-331頁 (共著)
3.	2021/11/01	剣道における高強度・短時間・間欠的トレーニング：タバタ式掛かり稽古による最大酸素摂取量の増加 │ 武道学研究 │ 54 (1),1-13頁 (共著)
4.	2021/09/15	地域在住高齢者におけるテレビコマーシャルメッセージの時間を活用した身体活動促進プログラムの予備的研究 │ 健康支援 │ 23 (2),195-200頁 (共著)
5.	2021/05/14	Effects of an exhaustive high-intensity intermittent exercise on serum parathyroid hormone │ Journal of Physical Fitness and Sports Medicine │ 10 (3),129-137頁 (共著)
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学会発表
1.	2018/07/15	運動継続のための健康運動指導士の役割.健康・体力づくり事業財団・日本心臓リハビリテーション学会　ジョイントセッション“維持期につなぐ運動継続のための支援体制” (第24回　日本心臓リハビリテーション学会学術集会)

受賞学術賞
1.	2023/02/21	公益財団法人中冨健康科学振興財団中冨健康科学振興賞 (健康科学に関する研究に対する科学的貢献)
2.	2022/05	日本体力医学会学会賞（JPFSM） (Effects of an exhaustive high-intensity intermittent exercise on serum parathyroid hormone)
3.	2020/03	公益財団法人　日本スポーツ協会秩父宮記念スポーツ医・科学奨励賞 (高強度・間欠的トレーニング（HIIT）研究開発グループ)

科学研究費助成事業
1.	2018/04 ～ 2020/03	運動トレーニングが骨格筋のマイオカイン分泌速度に与える影響に関する研究 │ 基盤研究(B)
2.	2014/04 ～ 2015/03	筋収縮惹起シグナルに基づいたトレーニング処方-高強度・短時間運動の有効性- │ 挑戦的萌芽研究
3.	2013/04 ～ 2017/03	身体活動・運動トレーニングによる大腸ガン発症予防機序に関する研究 │ 基盤研究(B)
4.	2010 ～ 2013/03	身体活動・運動による大腸がん発症予防機序に関する研究 │ 基盤研究(B)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2010 ～ 2010	医療・介護周辺サービス産業創出調査 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 経済産業省・医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出調査事業（医療・介護周辺サービス産業創出調査事業）

研究高度化推進制度
1.	2016/09 2017/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- ｽﾎﾟｰﾂ健康科学のﾒｯｶにおいて新しいｽﾎﾟｰﾂ健康科学のｼｰｽﾞを発見する

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2004	作成した教科書、教材：　「6.血糖を測るスポーツ選手と指導者のための体力・運動能力測定法」、鹿屋体育大学スポーツトレーニング教育研究センター編　著者代表　西薗秀嗣、『トレーニング科学の活用テクニック』、
2.	1998/10	作成した教科書、教材：　川中健太郎と共著．「３．骨格筋の糖輸送速度の測定」，pp.217-220, 今泉和彦，石原昭彦編、『最新運動生理科学実験法－分子・細胞・組織レベルからのアプローチ－』、大修館書店，東京
3.	1989/03	作成した教科書、教材：　ヒトを対象とした運動生理学実験のマニュアルを“身体運動のエナジェティクス（高文堂）：山本正嘉と共著”として出版した。
4.	1987/04 ～ 1992/10	鹿屋体育大学体育学部において体育学実験Ⅲ（運動生理学）を担当し、実験実習についてのマニュアルを作成した。

●作成した教科書、教材

1.	2018/04 ～ 2023/03	Publication list of I Tabata（紙媒体　電子媒体）を作成した
2.	2016/06	作成した資料　「田畑泉　Publications」
3.	2015/07	作成した教科書　高強度・短時間・間欠的運動トレーニングの正確な記述のために扶桑社より「タバタ式トレーニング」を発刊した

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