研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-04-17 16:14:45）

オカダ　シマ
岡田　志麻
OKADA Shima

所属理工学部ロボティクス学科

職名教授

その他所属
1.	総合科学技術研究機構ロボティクス研究センター
2.	OIC総合研究機構ものづくり質的研究センター
3.	理工学研究科

学歴
1.		大阪大学博士（保健学）
2.	～2008/10	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程修了
3.	～2000/03	立命館大学理工学部ロボティクス学科卒業
4.	～2002/03	立命館大学大学院理工学研究科情報システム学専攻博士前期課程修了

職歴
1.	2008/04	豊中看護専門学校非常勤講師
2.	2008/04	日本学術振興会特別研究員（DC2）
3.	2007/04	堺市看護専門学校非常勤講師
4.	2006/10	平成医療専門学校非常勤講師
5.	2006/04	大阪医療福祉専門学校非常勤講師
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所属学会
1.		IEEE　EMBS
2.		日本感性工学会
3.		ITヘルスケア学会

研究テーマ
1.	医療従事者を対象とした無人タイムスタディ法の開発
2.	寝具内温度の変化による睡眠時の生理機能の解明
3.	小児のための動画像を用いた無拘束，非接触な睡眠検査法の開発

研究概要
医療や福祉分野での応用を目指し，ヒトの生理量や感性量を無拘束に計測，評価し，その情報を機器にフィードバックする技術の研究開発．これまでの研究においては，健康や福祉に関わる研究に携わり，医療機器の研究開発にも携わっている．いずれの研究においても，工学と医学の境界領域の位置付けとなり，研究開発する機器の対象は「ヒト」である．しかし，一概に「ヒト」といっても，年齢や性別，心身の障害や疾病の種類等によって，機器に必要な機能は異なる．つまり，個人の特性に応じたテイラーメード機器が必要となる．　個人にあったテイラーメード機器を開発するためには，個人の特性を明らかにしなければなならない．しかし，「ヒト」の生理機能や感性量は明らかにされていない部分が多く存在するため，個人の特性となる生理量や感性量を計測・評価する新しい手法の開発が必要となる．生理量や感性量を計測，評価する新しい方法の提案，更に評価した生理量や感性量を機器にフィードバックする研究を行っている．

現在の専門分野
医用システム, 応用健康科学, 知覚情報処理・知能ロボティクス, 感性情報学・ソフトコンピューティング (キーワード：生体工学，睡眠研究，生体生理センシング)

著書
1.	2020/11/30	最新臨床睡眠学（第2版） │ (共著)
2.	2016	計測工学 │ ,PartⅢ (共著)
3.	2014	Fundamentals of Wearable Sensors for the Monitoring of Physical and Physiological Changes in Daily Life │ ,Chapter30 (共著)
4.	2013	パーソナルヘルスケア │ ,4章第2節 (共著)
5.	2012	Technological Advancements in Biomedicine for Healthcare Applications │ ,Chapter30 (共著)
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論文
1.	2023/03/04	Estimating the Lowest Point in the Circadian Core Body Temperature Rhythm Using Electrocardiogram during Sleep │ 17,2-11頁 (共著)
2.	2022/09/14	Convolutional neural network-based computer-aided diagnosis in Hiesho (cold sensation) │ Computers in Biology and Medicine │ 145 (number 105411) (共著)
3.	2022/08/08	Development of a non-contact sleep monitoring system for children │ Frontiers in Digital Health │ 2673253X (共著)
4.	2022	Effects of subthreshold electrical stimulation with white noise, pink noise, and chaotic signals on postural control during quiet standing │ Gait & Posture │ 94,39-44頁 (共著)
5.	2022	Postural sway reduction by weak electrical noise into the wrist median nerve using portable stimulator │ 137 (111080) (共著)
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学会発表
1.	2019/08	Motion Intent Prediction for Sit-to-stand Assist by Measurement of Lower Limb EMG (Proceedings of Life Engineering Symposium 2019)
2.	2019/07/26	Development of Grasp Force Estimation Glove for Finger Assist Hand (The 41st International Engineering in Medicine and Biology Conference)
3.	2019/07/26	Sleep Stage Prediction Model by using Electrocardiogram Measured by Smart Wear in Field Test (41st Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society)
4.	2019/05/23	前腕の隆起/陥没変化の計測による手の動作識別デバイスに生じる装着圧の問題の解決 (第63 回システム制御情報学会研究発表講演会2019)
5.	2019/05/23	立ち上がり動作アシストに利用可能な動作意思予測 (第63 回システム制御情報学会研究発表講演会2019)
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受賞学術賞
1.	2019/03	IEEE Lifetech IEEE Lifetech Best Poster Award (Noninvasive Measurement for Emotional Arousal during Acupuncture using Thermal Image)
2.	2008/09	日本感性工学会　技術賞
3.	2006/09	日本感性工学会　論文発表賞
4.	2003/10	日本生理人類学会　若手研究者　発表奨励賞

科学研究費助成事業
1.	2018/04 ～ 2021/03	「NICUの看護ケア」×「ロボティクス」による機能的クベースの開発 │ 基盤研究(C)
2.	2010 ～ 2012/03	こどものための非接触型睡眠診断法の開発とその臨床応用 │ 若手研究(B)
3.	2008 ～ 2010/03	小児のための無拘束・非接触な睡眠検査方法に関する研究 │ 特別研究員奨励費
4.	2007 ～ 2009	タイムスタディ等の定量的な検討を踏まえたがん医療における専門スタッフの効果的な配置や支援のあり方に関する研究 │ その他

共同・受託研究実績
1.	2010/05 ～ 2010/09	睡眠センサの睡眠判定アルゴリズムの検証 │ 受託研究

取得特許
1.		Sleep analyzer and program product for giving sleep analysis function to computer （20040230398）
2.		Sleep analyzer and program product for giving sleep analysis function to computer （200410044716）
3.		Sleep state estimating device and program product （20060009704）
4.		Sleep state estimating device, program and product （200510082530）
5.		Sleep state estimation device and program product for providing a computer with a sleep state estimation function （200410085030）
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研究高度化推進制度
1.	2021/04/01 2026/03/31	研究支援制度分類：R-GIRO研究プログラム種目：第4期拠点形成型R-GIRO研究プログラム「心の距離メータ」を用いたサイバー/フィジカル空間における人間関係構築技術の開発
2.	2020/09/01 2021/03/31	研究支援制度分類：Withコロナ社会提案公募研究プログラム種目：- 在宅ワークにおける完全非接触なストレス・健康モニタリング手法の開発
3.	2012/07 2013/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費連動型事象関連電位を用いた居眠り運転防止のための最適な呈示音楽の検討
4.	2012/07 2013/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：若手研究居眠り運転検知を目指した体動による連続的な覚醒度推定技術の開発
5.	2011/08 2012/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：若手研究事象関連電位を用いた居眠り運転防止のための最適な呈示音楽の検討
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2009/04 ～ 2010/07	理工学部基礎専門科目「生体機能論」にて、開講している前期セメスターの定期試験後に試験成績ならびに回答状況を踏まえた「試験講評」の作成し、受講生に配付した．