研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-04-03 16:33:06）　

イマダ　シン
今田　真
IMADA Shin

所属理工学部物理科学科

職名教授

その他所属
1.	OIC総合研究機構サステイナビリティ学研究センター
2.	理工学研究科
3.	総合科学技術研究機構ＳＲセンター

研究テーマ
1.	磁性体および強相関電子系の電子状態の光電子分光実験による解明

研究概要
光電子分光法を用いて磁性体および強相関電子系の電子状態を直接的に解明する。バルクにおけるバンド分散の解明や、温度変化の測定に力を入れている。

現在の専門分野
物性Ⅱ　（磁性、強相関電子物性） (キーワード：磁性、強相関電子系、光電子分光、X線磁気円二色性、ナノ磁性、永久磁石材料、光電子顕微分光、X線磁気円二色性顕微分光、電子状態、バンド分散)

論文
1.	2025/02/15	A Review on the Magnetovolume Effect of the Full Heusler Alloys Ni₂MnZ (Z = In, Sn, Sb) │ Metals │ 15 (2),215-1-31頁
2.	2025/02/05	Photochromic Color Tuning of Copper-Doped Zinc Sulfide Nanocrystals by Control of Local Dopant Environments │ Angewandte Chemie (International ed. in English) │ e202423776,1-8頁
3.	2024/01/17	Bulk superconductivity in Pb-substituted BiS₂-based compounds studied by hard x-ray spectroscopy │ Phys. Rev. B │ 109 (4),045131-1-045131-8頁
4.	2023/10/13	Impact of the ground-state 4f symmetry for anisotropic cf hybridization in the heavy-fermion superconductor CeNi₂Ge₂ │ Physical Review B │ 108,165121-1-10頁
5.	2023/07	Corrigendum to “Anisotropic magnetization and electronic structure of the first-order ferrimagnet ErCo₂ studied by polarization dependent hard X-ray photoemission spectroscopy” by Amina A. Abozeed et al. [Physica B 649 (2023) 414465] │ Physica B: Condensed Matter │ 661,414925-414925頁
全件表示（80件）

学会発表
1.	2013/09/28	硬X線光電子分光を用いたホイスラー合金Ni2MnGaの電子状態観測
2.	2013/09/28	紫外線光電子分光を用いたホイスラー合金Ni2MnSbの電子状態観測
3.	2013/09/26	紫外線光電子分光を用いたCo2NbSn,Pb2Mn1.4In0.6ホイスラー合金の電子状態の観測
4.	2013/09/26	軟X線吸収分光を用いたLi3PS4の電子状態の観測
5.	2013/06/20	Polarization depencent HAXPES of Fe, Co and Ni, and their compounds （口頭発表，一般）
全件表示（46件）

科学研究費助成事業
1.	2008 ～ 2009/03	強磁性形状記憶合金の構造相転移における電子構造変化の実験的解明 │ 基盤研究(B)
2.	2008 ～ 2009/03	陶磁性－非磁性接合の非磁性層における伝導電子スピン状態ダイナミクスの実験的解明 │ 特定領域研究（公募研究）

研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型アルカリ元素内包Siクラスレートの電子状態の解明
2.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型 CeRh3B2の高いキュリー温度へのバンド分散とその対称性の寄与の解明
3.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型偏光励起内殻光電子による強的多極子成分の定量決定
4.	2013/04 2013/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 遷移金属および希土類化合物の磁性と電子状態

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2010/10 ～ 2011/02	専門科目「原子分子の物理学」において練習問題集を作成し、学生自身が授業内容を誘導形式で復習したり発展的な内容を学習できるようにした。
2.	2010/04 ～ 2010/07	基礎専門科目「物質科学」において、200名程度の大人数クラスであるが、学生の授業参加意識を高めるために、学生に発言を促したり、選択肢をあげて手を上げさせたりという工夫をした。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2010/12 ～ 2010/12	高大連携講義：立命館高校スーパーサイエンスハイスクールコースの一環として物質に関する物理について講義をした。種々の元素が宇宙の中でどのようにして生まれるのかについて、高校生に質問を投げかけながら授業を行った。

ホームページ
http://www.ritsumei.ac.jp/~imada