研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-01-28 11:30:31）

タカムラ　ガクト
高村　学人
TAKAMURA Gakuto

所属政策科学部政策科学科

職名教授

その他所属
1.	OIC総合研究機構地域情報研究所
2.	政策科学研究科

学歴
1.	2008/03 (学位取得)	法学博士

職歴
1.	2014/08/10 ～ 2015/12/01	UC Berkeley 法と社会研究センター客員研究員
2.	2003/08/01 ～ 2004/09/11	エコールノルマルシュペリウールドゥカシャン客員研究員　[国外]
3.	2001/04/01 ～ 2007/03/31	東京都立大学法学部助教授
4.	1999/07/01 ～ 2000/09/30	エコールノルマルシュペリウールドゥカシャン客員研究員　[国外]
5.	1998/04/01 ～ 2001/03/31	東京大学社会科学研究所助手

所属学会
1.		The International Association for the Study of the Commons
2.		International Academic Association on Planning, Law and Property Rights
3.		International Sociological Association
4.		Association Francaise de Sociologie
5.		日本法社会学会
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資格・免許
1.	2010	専門社会調査士

研究テーマ
1.	森林、所有権、制度
2.	都市開発・農村開発・住宅地管理
3.	土地政策の国際比較　アジアとヨーロッパ
4.	Agricultural Law, Law and Depevopment
5.	ヨーロッパと日本の都市再生政策
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研究概要
比較土地政策、法社会学、所有権法、持続可能な都市、森林と農村の保全、比較法史土地利用・環境規制に関する政策実施のケーススタディと理論研究を行う。コミュニティにおいて地域共有資源となるコモンズを創設し、発展させるための基礎調査、制度設計、事後検証を行う。具体的には、森林と農地の保全、景観まちづくり、マンション管理、共同緑地・小公園の供給、空き家の活用をテーマに研究を展開。特に近年は、森林法と農地法に関心をもって研究会も組織している。所有権と制度の役割に注目した新制度派的な法社会学の理論構築に関心をもっている。ヨーロッパでも、フランスを中心に都市再生や森林・農地管理における共同管理システムの形成手法を研究。近年、中国、韓国、台湾の研究者とも共同研究を推進している。特にアジアや欧米からの留学生歓迎する。【研究テーマの概要】法社会学の手法により地域社会における規範の形成・執行・受容過程を研究　比較土地政策所有権と制度の歴史比較分析

現在の専門分野
途上国における所有権と地域開発の関係, 都市社会学および農山村社会学, 法社会学 (キーワード：法社会学、森林と所有権、政策実施論、コモンズ論、環境規制、土地政策、社会調査方法論)

著書
1.	2021/10/01	Vacant properties in Japan: A new challenge for the study of the commons and land laws in Asia │ Land Law and Disputes in Asia: In Search of an Alternative for Development │ ,149-165頁 (共著)
2.	2021/07/01	入会林野整備の実績と新たな政策動向に関する全都道府県アンケートの集計結果 │ 立命館大学政策科学会RPSPPディスカッションペーパー │ ,1-30頁 (共著)
3.	2021/01/01	縮退の時代の「管理型」都市計画 │ 縮退の時代の「管理型」都市計画 │ ,256-269頁 (単著)
4.	2015/08	現代法の動態第5巻法の変動の担い手 │ ,149-172 (単著)
5.	2014/03	現代総有論序説 │ ,60-83 (共著)
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論文
1.	2022/03/31	全国アンケートから見る入会林野整備の今日的課題と新たな政策動向の法的論点ーなお入会林野近代化法が必要な場面はどこにあるか？ │ 入会林野研究 │ (42),5-28頁 (共著)
2.	2021/12/01	La ≪conscience juridique≫ aux États-Unis:réceptions comparées en France et Japon │ Droit et Société │ (109),695-712頁 (単著)
3.	2021/10/15	Bundle of Rights Reversed: Anticommons in a Japanese Common Property Forest Due to Legalization │ International Journal of the Commons │ 15 (1),259-275頁 (共著)
4.	2021/08/01	所有の排他性と過少利用問題ー権利の束としての所有権 │ 地域開発 │ (638),14-17頁 (単著)
5.	2021/07/01	≪Ma vie quotidienne est une pratique de l'interdisciplinarité≫ Entretien avec Gakuto TAKAMURA │ Droit et Société │ (107),123-131頁
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学会発表
1.	2022/05/21	法と法をつなぐ＜Inter-legality＞の解明に向けてー企画趣旨説明 (日本法社会学会ミニシンポジウム)
2.	2022/04/20	日本人の法意識における個人と集団性ー集合行為の動機の分類のために (日仏会館ウェビナーシンポジウム「社会や環境の問題は司法化できるのかー論点と可能性」)
3.	2021/11/13	西日本における入会林野整備の特徴と新たな政策に伴う法的論点 (第18回村落環境研究会・鹿児島大学)
4.	2021/09/14	Microscale spatial characteristics of common forests in a mountainous community in Kyoto, Japan (International Association of the Study of the Commons 2021, Forest Commons Virtual Conference)
5.	2021/09/14	Social structure promoting individualization of common forests (International Association of the Study of the Commons 2021, Forest Commons Virtual Conference)
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受賞学術賞
1.	2015/12	日本学術振興会日本学術振興会賞
2.	2013/09	後藤・安田記念東京都市研究所藤田賞
3.	2008/07	渋沢クローデル賞（ルイヴィトン・ジャパン特別賞）
4.	2008/05	日本法社会学会学会奨励賞（著書部門）
5.	2001/05	日本法社会学会学会奨励賞（論文部門）

科学研究費助成事業
1.	2020/04 ～ 2023/03	共有林野資源利用の近代化過程における頑健な制度への変化：数量的アプローチ │ 基盤研究(B)
2.	2020/04 ～ 2024/03	森林・入会の過少利用とアンチ・コモンズ論 : 所有権論の地理空間学的転回 │ 基盤研究(A)
3.	2017/04 ～ 2021/03	パネルデータ分析による入会林野近代化法50年の総括：過少利用時代の入会権再考 │ 基盤研究(C)
4.	2012 ～ 2016/03	中古住宅の取引過程における情報と専門家の職業倫理規範に関する比較法社会学研究 │ 基盤研究(C)
5.	2010 ～ 2013/03	マルセル・モース人類学の現代的再評価 │ 基盤研究(C)
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共同・受託研究実績
1.	2010/11 ～ 2011/03	大規模マンション住民の地域活動と意識に関する調査研究 │ 共同研究
2.	2009/11 ～ 2010/03	旧草津川廃川敷地の利活用について │ 共同研究
3.	2008/03	まちなみ保存地区における空き屋活用に関する実践的法社会学研究－沖縄県竹富島・波照間島でのアクション・リサーチ │ 受託研究

研究高度化推進制度
1.	2014/09 2015/09	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 米国におけるプライベート・アーバン・ガバナンスの法社会学的調査研究
2.	2012/04 2013/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- 都市コモンズ研究の基礎理論
3.	2012/04 2012/09	研究支援制度分類：研究の国際化推進プログラム種目：- コモンズの法社会学理論の国際的成果発信
4.	2009/04 2010/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究田舎移住および滞在型観光のもたらす多面的効果の評価方法の構築-日仏の比較フィールド調査
5.	2008/04 2009/03	研究支援制度分類：研究の国際化推進プログラム種目：多彩な国際連携スタートアップヨーロッパ都市再生ネットワークと政策科学研究科の共同研究基盤の構築
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2012/04 ～ 2014/03	社会調査実習科目である地域環境調査では、中古住宅の取引過程についての中規模サーベイ調査を行い、回帰分析等の多変量解析を用いての仮説検証型の授業を行った。
2.	2009/10 ～ 2011/01	社会調査士の調査実習科目である地域環境調査では、草津市との共同研究という形で、規模の大きなアンケート調査を実施した。

研究交流希望テーマ
1.	ローカル・コミュニティのサーベイ調査町内会・小学校区を単位とした地域における合意形成支援のために組織されたサーベイ調査を行う。技術相談受託研究共同研究

ホームページ
https://sites.google.com/site/takamuragakuto/home/cv

外部研究者ID
ORCID ID
https://orcid.org/0000-0002-3757-9306
Researcher ID