研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-03-09 22:25:01）　

タケナカ　ユミ
竹中　悠美
TAKENAKA Yumi

所属先端総合学術研究科

職名教授

その他所属
1.	立命館アジア・日本研究機構アジア・日本研究所
2.	衣笠総合研究機構アート・リサーチセンター
3.	衣笠総合研究機構国際言語文化研究所

学歴
1.	1996/04/01～2000/03/31	大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士後期課程修了
2.	1983/04/01～1987/03/31	神戸女子薬科大学薬学部卒業

職歴
1.	2017/04/01	立命館大学大学院先端総合学術研究科教授
2.	2012/04/01 ～ 2017/03/31	立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授
3.	2007/04/01 ～ 2009/08/31	日本学術振興会特別研究員RPD

委員会・協会等
1.	2019/10 ～	美学会西部会委員／『美学』編集委員
2.	2018/04 ～	民族藝術学会監事
3.	2020/04 ～	アート・リサーチセンター運営委員
4.	2022/04 ～	アジア日本研究所運営委員
5.	2019/04 ～	男女共同参画推進リサーチライフサポート室運営委員
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所属学会
1.		美学会
2.		民族藝術学会
3.		International Association for Aesthetics
4.		The Asian Society of Arts

資格・免許
1.	1995	博物館学芸員資格

研究テーマ
1.	記録写真の展示における美学と倫理
2.	20世紀美術としての日本写真史の再構築
3.	英語圏の美学と芸術論
4.	東アジアにおける視覚文化交流の歴史研究

研究概要
芸術の経験を、日常に楔を刺したり、打ち込んだりするような美的経験（すなわち特別な感性的認識が発動される経験）と考え、その経験をどこまで言葉で説明できるか、そしてその経験から連鎖的に生まれる問いや思考を開放させてはまとめあげる作業を研究しています。写真に注目しているのは、それが今日の生活の中に埋め込まれたイメージだからです。そして実在していた被写体を映す写真を見ること・展示することは倫理的な問いを伴う場合があることを重視しています。英語で書かれた美学や芸術論の蓄積を参照するとともに、長い歴史を持つ東アジア諸国での視覚文化の交流の視点からも研究を進めています。

研究概要（関連画像）

現在の専門分野
美学および芸術論関連, 美術史関連 (キーワード：芸術学、美学、美術史、現代美術論、写真論、視覚文化論、美術展研究)

著書
1.	2020/03	「風景の人間学─自然、都市、そして記憶の表象」
2.	2004/02	「金悠美『美学と現代美術の距離─アメリカにおけるその乖離と接近をめぐって─』」
3.	2018/12	「ルクセンブルクを知るための50章（担当：第43章　近現代美術─芸術家サークルから、EUの文化都市へ─、コラム12　歴史的建造物と美術）」 │ ,255-262
4.	2018/03	「『カルチャーミックス 2』（担当：第９章　ドキュメンタリー写真における「貧困の美学」─ドロシア・ラングのFSA写真を中心に─）」 │ ,243-259
5.	2018/03	「美術教育ハンドブック（担当：第３章　美術史における「美術」の探求）」 │ ,29-37
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論文
1.	2022/12/29	Shadows of the Atomic Bombings in The Family of Man: The American photographic exhibition tour of Japan in the post-occupation period │ Marco Bohr ed., Capture Japan: Visual Culture and the Global Imagination from 1952 to the Present │ ,158-178頁
2.	2022/08/01	日本通俗艺术中自然现象与自然灾害的交界地带：以浮世绘和纪实摄影集为例 │ 东方丛刊 │ 78,121-140頁
3.	2022/06/10	FSA写真アーカイブの政治性とその美学 │ 日本写真芸術学会誌 │ 31 (1),26-32頁
4.	2022/03/01	日本のアートワールドにおける作品展示の位相 │ 須田記念　視覚の現場 │ (6),23-25頁
5.	2021/10/26	美術いま関西で 91：スナップ写真の中のアフガニスタン─中山博喜写真展「水を招く」 │ ,9-9頁
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学会発表
1.	2024/05/08	浮世としての家庭空間─勝川春章《婦女風俗十二ヶ月図》の構図をめぐる試論（口頭発表，特別・招待講演等）
2.	2024/02/24	ARCデータベースを活用した家庭内視覚文化研究（口頭発表，一般）
3.	2024/02/22	『日曜日の散歩者』における「七つの詩」─台湾とシュルレアリスム、あるいは瀧口修造─ （口頭発表，一般）
4.	2023/11/16	趣旨説明、絵の中の窓　─空間の枠付と装飾性から（口頭発表，一般）
5.	2023/08/04	ARCデータベースを活用した家庭内視覚文化文化研究（口頭発表，一般）
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その他研究活動
1.	2024/06/01 ～ 2024/08/31	Visiting Scholar in the Nottingham School of Art & Design at Nottingham Trent University
2.	2024/02/22 ～ 2024/02/22	公開ワークショップ開催「東亜電影中的文化芸術　Filmed Arts in East Asian Cinema」 (立命館大学衣笠キャンパス)
3.	2023/11/16 ～ 2023/11/16	公開ワークショップ開催「東アジア美術の〈家〉領域における表と奥　Surface and Depth of the Domestic Sphere in East Asian Art」 (立命館大学衣笠キャンパス)
4.	2023/05/27 ～ 2023/05/27	国際シンポジウム開催　Book Launch International Symposium CAPTURE JAPAN: Visual Culture and the Global Imagination from 1952 to the present (Ritsumeikan University Kinugasa Campus)
5.	2023/01/31 ～ 2023/01/31	院生コロキウム「ポストメディア時代における東アジアの文化芸術研究ーテーマとパースペクティブー」組織・司会 (立命館大学衣笠キャンパス＋Zoom)
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講師・講演
1.	2024/07/17	Collective Images in Social Changes from Photography in 20th Century to Ukiyo-e in 18th Century

科学研究費助成事業
1.	2024/04/01 ～ 2027/03/31	ニューヨーク近代美術館における写真史編纂の系譜学 │ 基盤研究(C) (キーワード：写真史、展覧会史、展覧会カタログ論、ナラトロジー、オートエスノグラフィー)
2.	2017/04 ～ 2024/03/31	中断された生の残像：死者の写真展示における美学と倫理の問題 │ 基盤研究(C)
3.	2013/04 ～ 2016/03	ニューディール政策のFSA写真プロジェクトにおける〈貧困〉と〈被災〉の表象 │ 基盤研究(C)
4.	2011/04 ～ 2014/03	社会システム＜芸術＞とその変容－－現代における視覚文化／美術の理論構築 │ 基盤研究(A)
5.	2007/04/01 ～ 2009/08/31	アメリカ現代アートをめぐるジャーナリズムと芸術理論 │ 特別研究員奨励費 (キーワード：美術史、メディア論、彫刻、写真、アーツマネージメント)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2018/04/13 ～ 2018/07/06	立命館大学国際平和ミュージアム2018年度春季特別展「ヤズディの祈りー林典子写真展ー」 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 芸術文化助成【美術】

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2012/04 ～	先端総合学術研究科のプロジェクト演習・予備演習、院生プロジェクト研究会、『コア・エシックス』編集、他学部の科目にあたっている

●作成した教科書、教材

1.	2018/03 ～ 2018/03	『美術教育ハンドブック』において「第３章　美術史における「美術」の探求」を執筆
2.	2013/10 ～ 2013/10	『近現代の芸術史　造形篇II　アジア・アフリカと新しい潮流』において「第８章　韓国─近現代美術の流れ」を執筆

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2024/03 ～ 2024/03	博士論文審査委員（主査）「視覚障害者の美術鑑賞体験に関する考察：美術館における歴史的経緯と方法論の分析から」鹿島萌子、博士（学術）、甲1735号、先端総合学術研究科
2.	2024/03 ～ 2024/03	修士論文審査委員（主査）「物質と概念の接合——中西夏之、1960年代の制作と思考——」川名祐実、修士（学術）、先端総合学術研究科
3.	2023/03 ～ 2023/03	修士論文審査委員（主査）「中国における日本のテレビドラマの受容 ─コンテンツの輸入からリメイクへ─張芸馨、修士（学術）、先端総合学術研究科
4.	2022/03 ～ 2022/03	修士論文審査委員（主査）「ユング以降の分析心理学における「集合的」という概念の再検討」森敬洋、修士（学術）、先端総合学術研究科
5.	2022/02/02 ～ 2022/02/02	立命館大学大学院先端総合学術研究科パートナーシップ委員会企画ワークショップコロナ禍における人間関係のモヤモヤから考えなおす「つながり」開催
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立命館大学大学院先端総合学術研究科

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7000006099