研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2021-03-31 20:04:15）　

シバタ　フミヒサ
柴田　史久
SHIBATA Fumihisa

所属情報理工学部情報理工学科

職名教授

その他所属
1.	情報理工学研究科
2.	総合科学技術研究機構防災フロンティア研究センター

学歴
1.	～1996	大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士前期課程修了
2.	～1999	大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系ソフトウエア科学分野博士課程修了
3.	～1999	大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系専攻ソフトウエア科学分野博士後期課程修了
4.		大阪大学博士（工学）
5.	～1994	大阪大学基礎工学部情報工学科飛び級

所属学会
1.		日本バーチャルリアリティ学会
2.		IEEE
3.		電子情報通信学会
4.		情報処理学会
5.		日本ロボット学会

研究概要
モバイル端末による人間の行動支援に関する研究モバイルコンピューティング社会における情報システム技術に関する研究を行う。特に、個人適応技術、コンテンツの蓄積・管理・伝達に必要な技術、ヒューマンインターフェースに重点をおいた技術開発を目指す。

現在の専門分野
情報工学 (キーワード：モバイルコンピューティング　, 情報システム　, 複合現実感　, ヒューマンインターフェース)

著書
1.	2002/08	「屋内向け歩行者ナビゲーションシステム」 │ ,Vol.15, No.8, pp.81-84
2.	2001	「XMLツールキット」

論文
1.	2021/02	画像接合技術に基づく広視野画像のための隠消現実感達成法 │ 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ │ 9 (1),34-42頁
2.	2021/01	Representing virtual transparent objects on optical see-through head-mounted displays based on human vision │ Applied Science │ 11 (2),Article 495
3.	2020/07	Shadow induction on optical see-through headmounted displays │ Computer and Graphics │ 91,141-152頁
4.	2020/05	様々な直線運動と回転運動の共存時の視覚誘導性自己運動感覚に関する考察 │ ヒューマンインタフェース学会論文誌 │ 22 (2),101-112頁
5.	2019/05	複合現実型視覚刺激が内容量推定に与える影響 │ ヒューマンインタフェース学会論文誌 │ 21 (2),225-234頁
全件表示（114件）

学会発表
1.	2018/03/20	Casting Virtual Shadows Based on Brightness Induction for Optical See-Through Displays （ポスター）
2.	2018/03/14	多層透視型映像体験システムの再設計とユーザインタフェースの検討（シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション等）
3.	2018/03/13	触覚の仮現運動における移動方向逆転現象の観察と分析（口頭発表，一般）
4.	2018/03/13	複合現実型電子彫刻システムにおける振動を用いた触感提示法の実現（シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション等）
5.	2018/03/13	没入型映像空間における傾き知覚の分析 (3) -身体の傾きが与える影響ついて- （シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッション等）
全件表示（333件）

受賞学術賞
1.	2014/03	ヒューマンインタフェース学会第14回ヒューマンインタフェース学会論文賞
2.	2009/09	日本バーチャルリアリティ学会「論文賞」
3.	2009/07	第71回情報処理学会全国大会「大会優秀賞」
4.	2009/03	（社）情報処理学会平成20年度「山下記念研究賞」
5.	2009/03	インタラクション2009「インタラクティブ発表賞」
全件表示（8件）

科学研究費助成事業
1.	2017/04 ～ 2020/03	移動体搭載カメラを利用した新モバイル映像通信フレームワークの研究 │ 基盤研究(B)
2.	2011 ～ 2015/03	複合現実型視覚刺激が及ぼす触印象に関する研究 │ 基盤研究(B)
3.	2010 ～ 2014/03	可搬移動型複合現実感システムに適した幾何位置合わせ手法の研究 │ 基盤研究(B)
4.	2009 ～ 2010/03	視聴覚併用複合現実空間の表現力向上に関する研究 │ 基盤研究(A)
5.	2005 ～ 2007	可搬移動型拡張現実感システムの共通基盤アーキテクチャの研究 │ 基盤研究(B)
全件表示（12件）

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2005 ～ 2010	デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術「映画制作を支援する複合現実型可視化技術」 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業（CREST)
2.	2001 ～ 2005	コンテクスチャル・メディエータを用いたインタラクティブ視覚拡張型放送に関する研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 情報通信研究機構創造的情報通信技術研究開発推進制度

取得特許
1.		音響システム及びその仮想音源の設定方法（2011-211396）
2.		画像生成方法及び画像生成システム（2008-065698）
3.		複合現実感システムとそのイベント入力方法及びヘッドマウントディスプレイ（2008-065675）
4.		複合現実感システムに用いるマーカユニット、複合現実感システム、マーカユニット作成支援システム、及び、マーカユニット作成支援プログラム（2009-020614）

研究高度化推進制度
1.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型光学シースルー型映像提示装置における減光機序に依拠しない影表現
2.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型汎光線時空間映像学の基盤形成と学際的体系構築
3.	2016/09 2017/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型汎光線時空間映像学の事例研究と実証評価
4.	2016/07 2017/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型移動体搭載カメラを用いた新モバイル映像通信フレームワークの研究
5.	2015/06 2016/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費連動型移動体搭載カメラを利用した新モバイル映像通信フレームワークの研究
全件表示（9件）

授業科目
1.	データ構造とアルゴリズム
2.	プログラミング演習2
3.	ユビキタスコンピューティング
4.	実世界情報演習3
5.	実世界情報実験2
全件表示（16件）

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2010/09	学科専門科目「モバイルコンピューティング」において，講義だけでは学生の理解が難しいサーバ・クライアントシステムの構築・実装に関して，専用のホームページを作成し，関連ツールのインストール手順やサンプルプ

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2017/07	高校等の模擬講義：滋賀県教育委員会の「滋賀県立高等学校生徒を対象とする大学連続講座」において，複合現実感（AR/MR）や隠消現実感（DR）技術に関して，概念やモバイル端末でこれ実現するための仕組みについてデモを交えて紹介した
2.	2008/09	高大連携講義：本学附属校「立命館高等学校」に設置されているスーパーサイエンスコースにおいて「最先端科学研究入門」の一部を担当した．我々が研究を進めているモバイル型MRシステムを持ち込み，学生にシステムを体験させた．

研究者からのメッセージ
1.	人に優しいモバイルコンピューティングの実現を目指して携帯電話の爆発的普及などを背景として、モバイル端末を利用した日常生活を支援するシステムへの期待が高まりつつあります。特に、現在研究を進めている歩行者ナビゲーションシステムは、移動という我々の生活の根幹をなす活動を支援するという意味合い、および高齢者・障害者の社会参加を支援するという立場などから、社会的要請が極めて高くなっています。近い将来に到来する我々個人が高性能な小型の計算機端末を持ち歩く社会において、様々な行動を知的に・さりげなく・優しくサポートするシステムの実現を、歩行者ナビゲーションというテーマを足がかりに進めています。　1994年大阪大学基礎工学部情報工学科中退、同年同大学大学院基礎工学研究科博士前期課程入学、1996年博士前記課程修了、1999年同大学院博士後期課程修了、博士(工学)。同年より大阪大学産業科学研究所助手。2003年4月より本学へ。趣味はドライブ、テニス、スキーなど。パソコンいじりは趣味か仕事かが不明。

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