研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2021-05-31 16:24:05）

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カトウ　マサヒロ
加藤　政洋
KATO Masahiro

所属文学部地域研究学域

職名教授

その他所属
1.	文学研究科
2.	衣笠総合研究機構人文科学研究所
3.	衣笠総合研究機構国際言語文化研究所

学歴
1.		大阪市立大学博士(文学)
2.	～2000/03	大阪市立大学博士後期課程修了
3.	～1995/03	富山大学人文学部卒業

所属学会
1.		人文地理学会
2.		歴史地理学会
3.		日本地理学会
4.		地理科学学会

研究テーマ
1.	戦後沖縄の都市形成に関する研究
2.	〈孤島-都市〉としての南大東島モノカルチャー経済と移民労働者の歴史地理
3.	近現代京都における〈食〉文化の受容と変容料理（屋）の系譜を中心に

研究概要
都市空間の形成過程に関する（文化・社会・歴史）地理学的研究都市的な場が、どのようにして形成されるのか？この問いを主題として、主に近代以降の都市形成を空間的周縁に素材をとりながら研究しています。米軍占領下における沖縄の都市形成について研究しています。とりわけ、盛り場、歓楽街の成り立ちに注目しつつ、空間のポリティクスという観点から分析をすすめているところです。

現在の専門分野
人文地理学, 都市研究, 沖縄研究 (キーワード：都市論、人文地理学、沖縄、京都、大阪、基地都市)

著書
1.	2022/10/30	おいしい京都学―料理屋文化の歴史地理― │ (共著)
2.	2020/01	酒場の京都学 │ (単著)
3.	2019/04	大阪―都市の記憶を掘り起こす │ (単著)
4.	2017/04	モダン京都〈遊楽〉の空間文化誌 │ (共著)
5.	2011/11	那覇　都市の戦後復興と歓楽街 │ (単著)
全件表示（17件）

論文
1.	2022/09/26	伊佐浜・インヌミ・照屋―基地都市コザのミッシング・リンクを求めて― │ 立命館文學 │ (679),139-162頁 (共著)
2.	2021/03/29	戦後沖縄における〈空間計画〉の夢と現実－基地都市コザを事例に │ 中川理＋空想から計画へ編集委員会編『空想から計画へ』 │ (単著)
3.	2021/03/15	近代京都における料理屋街《西石垣》の誕生 │ 立命館文學 │ (単著)
4.	2020/11	近代京都における主要商店街の店舗復原-《祇園町》を事例とした方法の検討 │ 歴史地理学 │ 62 (4),1-17頁 (共著)
5.	2020/06/01	〈地図〉を読むためのブックガイド │ ユリイカ │ 52 (7),305-312頁 (単著)
全件表示（58件）

科学研究費助成事業
1.	2017/04 ～ 2020/03	戦後沖縄の〈基地経済〉と都市の空間編成に関する地理学的研究 │ 基盤研究(C)
2.	2016/04 ～ 2020/03	歴史GISによるデジタル・ヒューマニティーズの展開 │ 基盤研究(A)
3.	2015/04 ～ 2018/03	「地域文化」の概念的整理と現象分析への展開―地理学方法論の試みとして― │ 基盤研究(B)
4.	2014/04 ～ 2017/03	戦後沖縄の都市形成期における離島出身者の就業構造 │ 基盤研究(C)
5.	2011/04 ～ 2014/03	米軍統治下の沖縄における奄美諸島出身者の社会地理 │ 若手研究(B)
全件表示（12件）

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2020/01 ～ 2021/12	〈孤島-都市〉としての南大東 ―モノカルチャー経済と移住労働者をめぐる歴史地理― │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 公益財団法人JFE21世紀財団 2019年度アジア歴史研究助成
2.	2013/08 ～ 2014/07	戦後那覇の都市化と地名の生成に関する地理学的研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 公益財団法人国土地理協会第１３回学術研究助成

共同・受託研究実績
1.	2012/07 ～ 2012/03	二条駅周辺の再開発とまちづくり～「立地創造」の視点から～ │ 共同研究

研究高度化推進制度
1.	2015/04 2016/03	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 現代都市の空間編成に関する文化/社会地理学的研究
2.	2015/04 2016/03	研究支援制度分類：専門研究員プログラム種目：- 戦後沖縄/日本における経済開発と環境をめぐる歴史学的検討－沖縄戦・米軍基地との関連を中心に－
3.	2015/04 2016/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- 日本都市における空間編成の歴史地理(人文科学研究所)
4.	2014/04 2015/03	研究支援制度分類：専門研究員プログラム種目：- 戦後沖縄/日本における経済開発と環境をめぐる歴史学的検討－沖縄戦・米軍基地との関連を中心に－
5.	2014/04 2015/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：基盤研究基地経済と都市空間の編成－戦後沖縄（辺野古・金武）を事例にして－
全件表示（10件）

教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2010/09 ～ 2010/09	高大連携講義：平安女学院高等学校・立命館大学文学部高大連携講座「現代京都の原風景～強制疎開の現場を訪ねて～」

社会における活動
1.	2019/04/01 ～	沖縄市史編集委員

研究者からのメッセージ
1.	都市形成と空間文化の歴史地理学文化・歴史地理学を専攻し、都市をフィールドに研究しています。標高1000㍍、桑畑に埋もれた寒冷の農村地帯に生まれ育ちましたが、大学時代のフィールドワークを通じて、都市的な場や現象を研究するようになりました。これまでは、近代以降に生み出されたさまざまな場所―貧民街、木賃宿街、労働者街、食料品市場、商店街、盛り場、花街…―の成り立ちを追究してきましたが、最近は、呑むこと食べることと、その場について関心を持っております。 1995年富山大学人文学部卒業、2000年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程修了、流通科学大学商学部専任講師・助教授を経て、2006年度より本学へ。

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