研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-05-31 12:13:33）

オカダ　マリ
岡田　まり
OKADA Mari

所属産業社会学部現代社会学科

職名教授

その他所属
1.	社会学研究科
2.	衣笠総合研究機構人間科学研究所

学歴
1.	～1985	同志社大学文学部社会学科社会福祉学専攻卒業
2.	～1988/03	同志社大学文学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了文学修士
3.	～1992/05	ワシントン大学修士課程修了社会福祉学修士
4.	～1996/05	コロンビア大学教育学研究科　健康・栄養教育学科健康教育学博士課程修了教育学博士

職歴
1.	1998/04/01 ～ 2001/03/31	花園大学社会福祉学部専任講師

委員会・協会等
1.	2000/04 ～ 2014/03	宇治市介護保険認定審査会委員
2.	2001/04 ～ 2002/03	宇治市ケアプラン指導研修委員会委員長
3.	2001/04	社団法人葵橋ファミリークリニック理事
4.	2003/04 ～ 2005/03	京都市福祉ボランティアセンター運営委員会委員およびワークショップ委員会委員
5.	2004/04 ～ 2014/06	NPO法人京都メンタルケアアクション理事
全件表示（26件）

所属学会
1.		日本ソーシャルワーク学会
2.		日本健康教育学会
3.		日本公衆衛生学会
4.		日本社会福祉学会
5.		日本精神障害者リハビリテーション学会
全件表示（8件）

資格・免許
1.	2012	精神保健福祉士
2.	1996	社会福祉士

研究テーマ
1.	保健医療・精神保健領域での社会福祉実践
2.	健康教育の理論と実践
3.	地域福祉

研究概要
社会福祉実践に有用な理論とその応用実証的な根拠に基づく社会福祉実践をめざし、理論を実践へ応用すること、また実践の効果やその関連要因を評価することに取り組んでいる。

現在の専門分野
社会福祉学 (キーワード：社会福祉学、ソーシャルワーク、健康教育学、ヘルスプロモーション、社会福祉実践、保健医療、精神保健、地域福祉、理論、実践)

著書
1.	2021/02/01	ソーシャルワークの過程：プランニング │ ソーシャルワークの理論と方法［共通科目］ │ ,76-92頁 (共著)
2.	2021/02/01	ソーシャルワークの目標と展開過程 │ ソーシャルワークの理論と方法［共通科目］ │ ,35-40頁 (共著)
3.	2021/02/01	事例分析、事例検討、事例研究 │ ソーシャルワークの理論と方法［社会専門］ │ ,222-250頁 (単著)
4.	2020/08/10	スーパービジョンの統合アプローチ：4×4×４モデル │ スーパービジョントレーニング：退陣援助専門職の専門性の向上と成長を支援する │ ,29-46頁 (単著)
5.	2020/08/10	スーパービジョン関係を形成する │ ,47-60頁 (単著)
全件表示（20件）

論文
1.	2019/11	スーパービジョンとは何か：スーパービジョンの理論と実際 │ ケアマネジメント学 │ (18) (単著)
2.	2019/11	座談会　社会福祉士・精神保健福祉士養成課程の見直しとこれからのソーシャルワーカーに求められるものとは │ 月刊福祉 │ 102 (11),14-23 (共著)
3.	2017/12	社会福祉士のスーパーバイザー養成プログラムの開発と評価 │ 59 (12),812-816頁 (単著)
4.	2016/04	福祉の現場から－社会福祉士のスーパービジョン │ 地域ケアリング │ 18 (5),80-82 (単著)
5.	2011	ACTスタッフの研修とスーパービジョン │ 精神保健福祉 │ 42 (3) (共著)
全件表示（37件）

学会発表
1.	2019/07/28	スーパーバイザー養成プログラムの開発：4年間の成果 (日本ソーシャルワーク学会第36回大会)
2.	2017/07/23	集合方式による個人スーパービジョンー社会福祉士のスーパーバイザー養成プログラムの開発と評価にむけてー (日本ソーシャルワーク学会第34回大会)
3.	2017/07/23	集合方式による個人スーパービジョンプログラムの評価と課題－スーパーバイザーへのフォーカス・グループ・インタビューからの分析ー (日本ソーシャルワーク学会第34回大会)
4.	2016/09/11	グループ・スーパービジョンの現状と課題－認定社会福祉士制度におけるシステム構築－ (日本社会福祉学会第64回秋季大会)
5.	2016/07/10	ソーシャルワークにおけるスーパービジョンの有用性－社会福祉士のスーパービジョン養成プログラムの開発と評価にむけて－ (日本ソーシャル学会第33回大会)
全件表示（54件）

受賞学術賞
1.	2018/03	宇治市市政功労者（宇治市）
2.	2017	日本学術振興会日本学術振興会平成28年度特別研究員等審査会専門委員（書面審査）表彰
3.	2014/04	宇治市市政功労者（宇治市）

科学研究費助成事業
1.	2019/04 ～ 2024/03	コンピテンシーに基づくスーパーバイザー養成プログラムのモデル構築 │ 基盤研究(B)
2.	2018/04 ～ 2022/03	成長に応じるスーパービジョンモデルとバイザー研修・支援システムの構築に関する研究 │ 基盤研究(C)
3.	2015/04 ～ 2019/03	社会福祉士のスーパーバイザー養成プログラムの開発と評価 │ 基盤研究(B)
4.	2010/04 ～ 2014/03	包括型地域生活支援プログラムの効果促進の研究 │ 基盤研究(B)
5.	2007/04 ～ 2009/03	ソーシャルワーク視点に基づく重度精神障害者の地域生活支援のスキルに関する研究 │ 萌芽研究
全件表示（7件）

研究高度化推進制度
1.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 社会福祉士のスーパーバイザー養成プログラムの開発と評価
2.	2011/09 2012/03	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 精神障害者のQOL

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2002/04	専門演習では、アカデミックスキルおよび対人関係スキルの習得を支援しつつ、学習目標の設定から活動内容の企画・実施・評価まで学生が参画し、主体的に学ぶ姿勢を培えるような場づくりを行っている。
2.	2001/04	「社会福祉援助技術実習指導」および「社会福祉援助技術演習」では、ケースメソッド、社会スキルトレーニング、グループによる相互支援など多様な方法を用いて学生の自己理解と実践知の習得を支援している。
3.	2003/04 ～ 2006/03	「ボランティアコーディネーター養成プログラム」では、プログラム委員長として講師陣、関係機関、TA、助手らとの意思疎通を図り、学生・社会人の履修者にとって実践的な学びとなるようにプログラム内容・運営を改善
4.	2009/04 ～ 2011/03	社会福祉実習指導室長として、社会福祉士課程実習演習科目の新カリキュラムにあわせた授業計画の立案および全体会の運営を行った。また、これらの授業に関わる行事や文書等のあり方を改善した。

●教育に関する発表

1.	2005/02	社会福祉士養成校協会および社会福祉教育学校連盟の近畿ブロック社会福祉実習教育セミナーのシンポジストとして「専門性を高める実習教育を求めて～学生に伝えるべきもの～」を発表
2.	2005/04 ～ 2007/03	日本社会福祉士養成校協会実習委員会委員として、効果的な実習教育の方法について検討し、2006年度社会福祉教育セミナーにおいて「成人学習理論等に基づく効果的な実習指導」の講習を実施

研究者からのメッセージ
1.	よりよい支援のあり方をめざして同志社大学、同大学院および米国セントルイスにあるワシントン大学大学院で社会福祉学を専攻。保健医療領域における社会福祉実践、すなわち病気や障害に関連する生活問題をもつ人々への支援が専門分野です。問題の解決だけでなく、問題の発生や再発を予防する取り組みも重要だと考え、コロンビア大学大学院で健康教育学・ヘルスプロモーションを学びました。帰国後、花園大学勤務を経て、2001年4月本学に着任しました。研究テーマは、どうすれば、より効果的な支援・介入ができるかということです。保健医療や福祉の現場で働く専門職や当事者と協力しながら、理論に基づく介入方法の開発や改善、実践の評価などの実証研究を進めていきたいと思います。社会福祉専門職の養成も重要な課題です。