研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2024-10-17 21:23:36）　

オグラ　ヒデキ
小椋　秀樹
OGURA Hideki

所属文学部日本文学研究学域

職名教授

その他所属
1.	文学研究科
2.	衣笠総合研究機構白川静記念東洋文字文化研究所

学歴
1.	～2001/03	大阪大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了博士（文学）
2.	～1995/03	大阪大学大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程修了修士（文学）
3.	～1993/03	立命館大学文学部文学科日本文学専攻卒業

職歴
1.	2023/04/01 ～	立命館大学文学部入試・高大連携・進路就職担当副学部長
2.	2019/04/01 ～ 2021/03/31	立命館大学文学部教学担当副学部長
3.	2015/04/01 ～	立命館大学文学部教授
4.	2012/04/01 ～ 2015/03/31	立命館大学文学部准教授
5.	2009/10/01 ～ 2012/03/31	国立国語研究所言語資源研究系准教授
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委員会・協会等
1.	2013/09 ～ 2015/09	言語処理学会編集委員
2.	2012/09	国語語彙史研究会委員

所属学会
1.		日本語学会
2.		言語処理学会
3.		日本語文法学会

研究テーマ
1.	コーパスに対する形態論情報のアノテーションに関する研究
2.	コーパスを活用した日本語の語彙，表記に関する研究

研究概要
コーパスを活用した日本語の研究　『日本語話し言葉コーパス』（2004年公開，約750万語），『現代日本語書き言葉均衡コーパス』（2011年公開，約1億語）の構築に当たり，形態素解析に関する基準等の策定とデータの形態素解析を担当した。また，形態素解析用電子化辞書UniDicの開発にも携わった。UniDicは，現代日本語を対象とした形態素解析用電子化辞書であるが，これを基にした「近代文語UniDic」（対象：近代の文語論説文），「中古和文UniDic」（対象：平安時代の仮名文学作品）の開発にも携わった。　コーパスの構築や形態素解析辞書の開発に進める一方で，『日本語話し言葉コーパス』『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を活用して，語種比率，品詞比率といった語彙の量的構造に関する研究のほか，その結果を基にジャンルによる文体の差異を明らかにするなど，文章・文体の研究も行ってきた。　最近は，『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を基に表記のゆれに関する研究に取り組んでいる。この研究では，常用漢字表をはじめとする国語施策の影響という言語外的観点も交えて，表記のゆれの実態とその要因を明らかにするとともに，変化の方向性についても考察を加え，戦後日本語についての動態的研究につなげていきたいと考えている。

現在の専門分野
日本語学 (キーワード：日本語学，日本語史，近代語，コーパス，表記，語彙，国語施策)

著書
1.	2020/07	「シリーズ〈日本語の語彙〉5 近代の語彙1 ― 四民平等の時代 ―」 │ ,33-46
2.	2020/05	「コーパスで学ぶ日本語学　日本語の語彙・表記」 │ ,1-21, 103-127, 128-134, 138-142
3.	2016/03	「SP盤レコードがひらく日本語研究」 │ ,223-247
4.	2014/12	「講座日本語コーパス 2 書き言葉コーパス ― 設計と構築」 │ ,68-88
5.	2013/10	「現代日本語の動態研究」 │ ,151-171
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論文
1.	2024/08/30	青木博史・岡﨑友子・小木曽智信編『コーパスによる日本語史研究：中古・中世編』 │ 立命館アジア・日本研究学術年報 │ (5),124-128頁
2.	2023/12/01	新野直哉著『近現代日本語の「誤用」と言語規範意識の研究』 │ 日本語の研究 │ 19 (3),34-41頁
3.	2023/03/31	明治期から平成期における接頭辞「非－」の変遷 │ 国語語彙史の研究 │ (42),左97-左116頁
4.	2021/08/15	明治・大正期における否定の字音接頭辞 ― 「非」を中心に ― │ 国語語彙史の研究 │ (40),208-189頁
5.	2020/03	近代における字音接頭辞「非・不・未・無」 │ 立命館白川靜記念東洋文字文化研究所紀要 │ (13),85-98頁
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学会発表
1.	2022/03/13	明治期から平成期における接頭辞「非－」の変遷 ―『日本語歴史コーパス』『昭和・平成書き言葉コーパス』を資料として― （ポスター）
2.	2019/09/02	校歌の歌詞の言語的特徴に関する計量的研究 ― 滋賀県公立学校を対象として ― （ポスター）
3.	2019/03/09	近代における字音接頭辞「非・不・未・無」 ―『日本語歴史コーパス明治・大正編I雑誌』を資料として― （ポスター）
4.	2017/09/06	書き言葉と話し言葉における外来語語末長音のゆれ（ポスター）
5.	2015/09/01	外来語における[ei]の表記のゆれ（ポスター）
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受賞学術賞
1.	2006/03	言語処理学会優秀発表賞 (代表性を有する現代日本語書き言葉コーパスの設計)

科学研究費助成事業
1.	2022/04/01 ～ 2025/03/31	大規模コーパスに基づく明治・大正時代における字音接辞の実態解明 │ 基盤研究(C) (キーワード：コーパス, 漢語, 近代語, 語彙)
2.	2019/04 ～ 2023/03	昭和・平成書き言葉コーパスによる近現代日本語の実証的研究 │ 基盤研究(A)
3.	2017/04 ～ 2020/03	書き言葉コーパスと話し言葉コーパスとを活用した外来語表記のゆれの研究 │ 基盤研究(C)
4.	2013/04 ～ 2016/03	大規模コーパスに基づく現代語表記のゆれの実態解明 │ 基盤研究(C)
5.	2009/04 ～ 2012/03	漢字政策の改定が漢字使用に及ぼす影響に関する研究 │ 若手研究(B)
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2019/06 ～ 2020/03	「第七回世界漢字学会」の開催 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 一般財団法人橋本循記念会平成31年度（2019年）研究交流活動助成（前期）

授業科目
1.	コーパス日本語学(語彙)
2.	コーパス日本語学入門
3.	コーパス日本語史研究(近代語)
4.	リテラシー入門
5.	華道文化演習
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教育活動

●教育方法の実践例

1.	2020/04 ～	manaba+Rを活用した、学生からの授業の感想等の聴取と授業改善への活用。質問については，次回の授業、又はmanaba+Rで回答するなど学生との意思疎通の実施。
2.	2020/04 ～	manaba+Rを活用した小テストの実施、及びこの結果に基づく受講者の理解度の確認、manaba+Rを活用した講評・補足説明。
3.	2013/04 ～ 2019/03	専門科目「日本語学概論」「日本語表現研究」におけるmanaba+Rを活用した小テストの実施，及びこの結果に基づく受講者の理解度の確認，授業での補足説明の実施。
4.	2013/04 ～ 2019/03	専門科目「日本語学概論」「日本語表現研究」におけるコミュニケーションペーパーを適宜利用した，学生からの授業の感想等の聴取と授業改善への活用。疑問点等は，次回の授業で回答するなど学生との意思疎通の実施。

●作成した教科書、教材

1.	2023 ～	『日本語コーパス実習資料』の作成
2.	2020 ～	「リテラシー入門」ライティングテキストの作成

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2023/06/10	高大連携講義：立命館慶祥高校 C-Navigation 講義
2.	2021/07/17 ～ 2021/07/17	高大連携講義： 2021年度高大連携アカデミックプログラム・講義
3.	2020/07/18 ～ 2020/07/18	高大連携講義： 2020年度高大連携アカデミックプログラム・講義
4.	2019/07 ～ 2019/07	高大連携講義： 2019年度高大連携アカデミックプログラム・講義
5.	2017/07 ～ 2017/07	高大連携講義： 2017年度高大連携アカデミックプログラム・講義
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00321547

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6000000320